今月4日、お隣り韓国で尹錫悦大統領が憲法や国会の停止や国軍による報道機関の統制や治安維持が可能な「非常戒厳令」を布告した事をめぐり、国会で尹錫悦大統領の弾劾訴追案が可決されたりと混乱が生じている。
一方最近の韓国検察の捜査により、今回の非常戒厳令布告を含む尹錫悦政権の政策決定に「占い師・巫俗(シャーマン)」が関与している可能性が浮上している。
【韓国の占術文化】
韓国は古来より「風水思想」と呼ばれるシャーマニズム的占術祈祷文化が存在し、王朝時代から既に占い師が政治の中心に跋扈(ばっこ)した。高麗王朝時代には妙清と呼ばれる祈祷僧が、時の高麗王である仁宗王に取り入り遷都を唱え、国を混乱させた。
李氏朝鮮末期の国王高宗と皇后閔妃は、国の舵取りを「風水」によって決め、占い師や霊媒師といったジャーマンにそれを一任させる「巫俗政治」により国が乱れた。
近年でも保守派の朴槿恵元大統領が父親の朴正煕大統領時代の1972年代に占い師の崔太敏に洗脳され、その後は崔太敏とその娘の崔順実親子に利用され、2016年には朴槿恵大統領により崔順実は大統領並みのvip待遇を受け、国政に介入させたり、崔順実の娘の大学の不正入学を行ったり、外交で利権漁りをしたという「崔順実ゲート事件」が発生している。
政教分離の原則から一応韓国における宗教や霊媒や占いといったシャーマニズム、の国政関与は禁止されているが保守政治家の間ではいまだに王朝時代の巫蠱祈祷の悪しき古い巫俗政治が行われている。
今回の非常戒厳令においても、尹錫悦大統領と大統領夫人の金建希氏の近辺から、霊媒師や占い師といった巫俗の存在の国政への助言、及び国政介入の疑惑が暴かれてきた。
先月18日に逮捕された「乾真法師」を自称する霊媒師の全成裴(チョン・ソンベ)氏が国政壟断や不正蓄財などの新たな容疑で立件されている。霊媒師の全氏は尹大統領の妻である金建希夫人に取り入り、尹錫悦大統領の2022年の大統領選挙の役員も務めていた事から今回の戒厳令との関係性が疑われている。
更に尹大統領は別の巫俗で「天空師匠」を自称する霊媒師の李天供(リ・チョンゴン)氏との関係性も疑われている。李氏は尹大統領が進めてきた大統領室の移転や医療従事者の増員といった政策に関与しているという疑惑があり、今回の非常戒厳布告も李氏が「神の声」を聞きそれを尹大統領が遂行したのではないかという疑惑がある。
事実大統領室の近くには「天空占術事務所」と呼ばれる李氏を教祖とする宗教団体の施設がある。
ただ非常戒厳令について尹大統領は「極右YouTuber」(日本におけるネトウヨ)の影響を受けたとする説もあり、情報が錯綜し、収集がついていない。
【政教分離違反は日本も】
ただどちらにせよ尹大統領が政教分離の原則に違反し、巫俗や霊媒師といった宗教勢力の影響を政治に持込み、そして非常戒厳という職権乱用に至った事は我々日本国民もよく把握しなければならない。
なぜなら石破自民党政権も「創価学会」と呼ばれる日蓮正宗系カルト団体信者で構成される公明党と連立を組み、更に「旧統一教会」と呼ばれる反共カルト勢力の選挙支援を受け入れ、政教分離の原則を平然と踏みにじっているからだ。

