人は夢にやぶれた時、廃人のようになってしまう時がある。僕自身、彼がそうだ。きっとそれはその夢に全てをかけていたからである。またその夢は世間からは嘲笑されるような夢だった。世間から嘲笑されたり馬鹿にされるような夢を追う者はきっと、頭が悪い。
だが、それと引き換えに自分の夢には素直で真っ直ぐで、とても純粋なのだと思う。また彼もそうだった。
だからこそ夢にやぶれた時廃人のようになってしまうのだ。純粋で不器用で臆病者で小心者で何故か根拠のない自信を持っていたが故に人より傷つきやすい。そんな彼の話を今からしていきたい。