甥っ子(仮称:太郎6歳)が幼稚園を卒園して、来月から小学生になる。

太郎はこの間まで、すぐに癇癪を起こして泣いていたが、最近はほとんどそのような事は無くなり、少しお兄さんになったようだ。
だから私は、
「お兄さんになったから卒園できたんだね。おめでとう🎉」
と伝えた。

母は、卒園&入学祝いに5万円を妹に渡そうとしていた。
妹が押しいただこうとしていたその時、二人の間に太郎が割入り、
「僕の入学祝いなんだよね?じゃあ僕のだからここに入れて。」
と、ドラえもんの貯金箱の、ドラえもんの頭を取って出してきた。
(お札は貯金箱の口から入らないのを知っている😅)

その場にいた大人はみんなビックリあ然とし、妹は
「ダメだよ!」
と言ったが、
「僕のでしょ〜!!」
とまた泣き出し(笑)、結局パパが、
「分かった。」
と言ってそのお金をドラえもんの貯金箱に入れた。

…とここまでだと、
『なんてお金に卑しい子供だ!?』
や、
『ひとりっ子だから甘やかされてるんだな。』
と思うかもしれない。

実際最初は私もそんな風に少しショックを受けた。
でも、以前太郎と話した内容を思い出した。

少し前にパパとディズニーランドに行ったと聞いたので、
「楽しかった?」
と聞いた時、
「ママが行けなかったから、今度はママも一緒に行きたいんだけど、3万円あったら行けるんだよねー。」
と言っていたのだ。

ママ(妹)は体調が悪くて、出掛けられない。
さらにその時、夫婦の間には少しすきま風が吹いている感じだった。

だからあの時太郎が言ったことは、切実だったんじゃないかな?と思った。

私はそれを思い出し、1000円をカンパした。
「ママとディズニーランドに行ってきてね!」
と言ったら、
「パパもね!」
と言っていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ここからは大人の事情。

今回妹夫婦の家を訪ねたら、普段無口で無表情で、私たちが来るとすぐに2階に行ってしまう旦那さんが笑顔で迎えてくれた。

(なんで今日は愛想がいいんだろ?)
と思っていたら、妹から、
「障害年金を貰えるようになった。」
と聞いて納得した。

妹は3年程前から体調不良が悪化して働けなくなり、その間旦那さんが仕事だけでなく、妹が動けない時の育児や家事、子供の園の行事もやっていた。

とは言え、妹を責めることなく、「『まずは3食きちんと食べて、体調を整えてくれ。』と言ってくれる。」
と妹から聞いていて、
(素晴らしい旦那さんだな)
と思っていた。

が、皮肉にもそれが妹のプレッシャーになり、食べれなくなってしまった。
さらに妹は旦那さんに当たってしまい、
旦那さんは余計に家で喋らなくなってしまった。

でも旦那さんはその間も妹の障害年金が貰えるように、妹の通院に付き添ったりしていた。
社労士を3人目にしてやっと障害年金が決まった。

旦那さんが笑顔だと、妹も明るくなる。もちろん甥っ子も嬉しそうだ。

(…結局はお金か…)
とも思ったが、3人ともずっと耐えたんだと思うと、単純に
(貰えて良かったね😭)
と思うし、これで徐々に妹も元気になって欲しいなと思う。

健康と、安心できるお金って、やっぱりこころの潤滑油だね。