去年末に、派遣先で納会があった。
その日は早目の終業時間になっていて、納会は参加費無料の自由参加だった。
私が所属する課の女性メンバーはみんな参加するというので、私も参加した。
会議室で、各々片手に缶ビールなどを持ちながら、ピザや寿司、スナックなどの乾き物がのったテーブルを囲んで雑談していた。
他の課の方々もいたが、普段あまり関わりが無いからか、結局同じ課の女性メンバーでかたまっていた。
すると、
「チョットよろしいですか?」
と、6人の女性でかたまっていた所に声を掛けてきた男性がいた。
私は見たことがない顔だったが、長が
「スゴ〜くエライ方だから😁」
と言っていた。
その男性は自己紹介をされ、最近こちらに赴任したばかりだということだった。
すると、同じ課の女性職員の1人が突然、
「名前の由来を聞いてもいいですか?」
と聞いていた。
その男性は苗字しか語っておらず、その苗字は特段変わっていない。私は、
(???)
と思ってその女性を見つめたら、
「メールで下の名前を見て、珍しいな〜と思って気になってたの。」
と説明してくれた。加えて、
「聞いちゃまずかったですか?」
と言っていた。
「…いゃ、まずいことはないんですが、両親がエスペラント語で〇〇と付けたんです。」
今度は長が、
「ご両親のどちらかが外国の生まれなんですか?」
と聞いた。
「いえ、私は純粋な日本人です。両親は△△県と□□県なので△△県と□□県のハーフとは言えますけど(笑)。
エスペラント語というのは、世界共通の言語として作られたんです。
例えば、あのヤクルトは、エスペラント語で『ヨーグルト』という意味なんです。」
「〇〇さんの名前の由来は何ですか?」
と聞かれ、
「エスペラント語で〇月という意味です。私の生まれ月です。」
「へぇ〜!!」
と私は感心しっぱなしだった。
(この世に平等な言語があったとは!!)
「エストラン語って凄いですね!」
と言ったら、
「エスペラント語です😊」
私は普段飲まないお酒が回っていた。
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エスペラント語の話は私にとって目からウロコだった。
言葉の壁のせいで不利益を被る人がいたり、お互いの理解が進まなかったりする。
漫画の世界みたいに、みんな同じ言葉を話せたらいいのに。
と思っていたら、人工の国際共通語としてエスペラント語があったとは!
もちろん英語とかの言語の方がはるかに喋る人の数が多いし、公共の施設で使われる言語にエスペラント語は(たぶん)無い。
でもみんな同じ境遇にするなら、
「みんなで第2言語にエスペラント語を覚えましょう!」
としてもいい気がする。
ただ手話や点字だって必要だから、誰が何の言語を覚えるかは、なかなか他人が強制は出来ない。
そして、言語をマスターするのは大変だ!!
そうゆう意味で、エスペラント語は"理想"の言語と言えるかもしれない。
でも、せめてもの"平等の理想"を、"思い"に乗せて、名前に託したことは、私は感動しました。