認知症の方の対応っていろいろあって、仕方によってうまくいったり悪化したり…。そして、ご本人なりにそう考える根拠があるようです。 だから頭っから否定はやっぱりしないほうがいいようです。(話が長くなります。)


 今回、年末(お正月準備)と月末(給料日)と新聞の休刊(曜日のずれ)が重なって、ご本人てんやわんやになったみたいです😓 


 事の始まりは12/29(日)の夕方、家に送ったばっかりの利用者からの電話で、夜勤者に申し送りをしていたリーダー職員が電話に出てくれた。 

「は?給料??〇〇(利用者)さんは仕事してませんよ。利用者さんの一人です。お金は後見人の人が管理していて、〇〇さん沢山持ってるから大丈夫ですよ。私仕事があるので電話切りますね。」ブチッ


 (間髪入れずに)プルル〜と電話が鳴る… 


 リーダー職員が、「無視しましょう。」と言った。 でも、夜勤者はその日が初めての一人夜勤で不安そうな表情を浮かべている。(夜勤中ずっと電話が鳴るんじゃないか??)と思ったかもしれない。


 それに、『あなたは利用者です』『後見人がいるから大丈夫』と言われても分かんないだろうなと思った。 


思わず私は、 

「『明日払います』って言っちゃっていいんじゃないですか?」 

と言ってしまった。そしたらリーダーに、 

「じゃあそう言ってください。」 

と言われたので、電話を取ってみた。

 「〇〇さん〜どうしました?『さっき男の人に給料は支払われないって言われたんですけど…』あぁ、それは間違いですね、今月は明日支払われるんですよ。『12/29日曜にですか?』(それは今日の日付だけど、まぁいっか。)そうです。だから明日も働いてもらいますよ!今日はしっかり寝てくださいね!『分かりました😊』では失礼しますね。」 

その日はこのあと電話がかかってこなかったそうだ。 


 しかしその日はうまくいったがそれで終わりじゃなかった。次の日(30日)が大変だった。朝からずっと何度も電話がかかってきていたのだ。30日はその利用者さんは訪問の日で、来所の予定は無かったのだ。昨日私は今日も来ると勘違いしていた。


私は午前中入浴担当だったのでそのことを知ったのは午後だった。その時もまだ電話が続いていたので、私は対応していた職員さんに、 

「〇〇さん、給料の話をしてますか?私、昨日『明日給料を渡しますね』なんて適当なことを言っちゃったんです。すいません〜😭」

 と言ったら、 

「昨日のことは覚えてないですよ。給料の話だったり、おせちはどうすればいいのか、今日は迎えに来ないのかとかいろいろ言ってますね。」 

「じゃあ、話題が多くて〇〇さん忙しそうですね!」 

「…ぴかりさん前向きですね(笑)」

 (…はっ!!また無神経なことを言ってしまった!忙しいのは、ずーっと電話をとってる職員さんなのに😱) 


 気を取り直して状況を聞くと、どうやら〇〇さん、とってる新聞が今日休刊で、ずっとその新聞を見て12/29(日)だと勘違いしているようだ。そのせいで余計に今がどうなっているのか分からなくなっているらしい。 


 ある職員さんが電話に出て、 

「〇〇さん、もうこれで50回目の電話ですよ!今日は12/30月曜です!聞こえない?『じゅうにがつさんじゅうにちげつようびです‼️』その新聞は昨日のなので破ってください!音が聞こえるように破ってください!そう。今日は12/30月曜です!給料!?何の仕事してるんですか?言えないでしょう?聞こえない?『なんのしごとしてるんですか⁉️』えっ!?じゃあ何しに来てるのかって!?遊びに来てるんですよ!ご近所さんとお話して、ゲームや体操とかやってるでしょ!?そう!!明日もこっちに遊びに来てね!」 

 これでやっと最後の電話になった。


 最後の電話の職員さん、本人に新聞破らせて、『何の仕事してるんですか?』って突っ込んで、最後に『遊びに来てね』ってもっていくのは色んな意味でスゴイなと思った。 


 とは言え、またすぐに電話が始まるだろうけど😅