包囲 | 球恋記

包囲

いよいよ新人戦前日となった。


「我々、統英は大瀬一志を決して許さん!!一軍レギュラー陣も軟式チームに加わる!!いいな!?」


「はいっ!!」


「速水!国松!片平!我孫子!嘉瀬!能登!清家!具志堅!お前等一軍は今日をもって統英軟式チームに配属する!!だが学長の権限でお前等には統英学園高校スポーツ特待生クラスに進学を認める!!
学問など気にせず大瀬を潰す!!いいな!?」


「はい!」

統英学園は一軍は硬式野球部。二軍は軟式野球部になっている。一軍は試合は無く高校野球で活躍するためただひたすら練習という中学野球離れしていた。




「いいかね・・。今年も桜区は私たちが代表を取るのだよ・・。いいかな?
帝海大学付属中学校野球部諸君・・。」


「おっす!!」


「春の様な試合をしていたら大瀬君が加わった桜台に負けてしまいますよ・・ホッホッ・・。
まぁ、あなた達では心もとないので新しい仲間を紹介しましょう。」

帝海大学付属中学野球部監督の根岸が三人の生徒を手招いた。

「ホッホッホッ・・。桜台も統英も彼等が居れば恐くないでしょう・・。」




「よし!お前等、良く聞け。明日はいよいよ新人戦だ!!お前等なら優勝も夢じゃないよ・・。なぁ・・お・ま・え・ら・・。」


「・・・・そうだ・・。俺たちは強いんだぁ・・。」

「これでいいのか・・?谷川?みんな夢遊病みたいだぞ・・。」


「はい♪催眠術はオリンピック選手やメジャーリーガーも利用してますから・・。だから・・。せ・ん・せ・い・も」      

「・・・・谷川・・。お前の好きな様にしなさい・・試合もお前が指揮を取れ・・。」


「はーい☆喜んで♪♪」
(洗脳完了(^.^)b)




「よし!お前等!いよいよ明日は鬼退治だ!!立ち向かうヤツ皆、蹴散らすぞ!!じゃあ、背番号を配るぞ。背番号1!大瀬一志!!」


「はい!!」


つづく


この物語はフィクションであり、人物・団体・出来事とは一切関係ありません。