よく編集者との相性が悪いとか、理解してもらえないとか、ぼやく新人漫画家がいます。
編集者も千差万別、いろんなタイプがいます。
さらに、なりたてホヤホヤもいれば、ベテランもいます。
最初に、どんな人と出会うかは、やはり運かも知れません。
最初の人との出会いがよろしくなくても、漫画家自身に力があれば、やがて浮上しますので、あまりに思い詰めない方が良いと思います。
これが、映像関係だと、直接組むプロデューサー以外に、監督、スポンサー、役者、照明、音声、大道具、小道具……と、もうたくさん。
意見百出する恐れも。
意見の調整だけでも、大変。
漫画家と編集者は、たいてい一対一のタイマンです。
うまくいけば、ものすごくうまくいきますし、ダメだと、とことんダメだったり。
逃げ場のない感じも分かります。
関係が険悪になると、離婚寸前の夫婦みたいになったりしますから。
人と人の相性だから、なかなか難しいものあります。
普通は、編集者が大人になって、新人漫画家を導くはずなんですが、逆転していることもあります。
新人だけど、老成している人はいるものです。
新人漫画家の方が、編集者をリードしても、ぜんぜん問題ないと思います。
要は、二人の合作で、面白いものができれば良いわけで。
パートナーの息が合ってるか否かは、作品作りに大きく影響すると思いますので、神経を使うところです。
それでも、相性の問題は、存在する。
ああ、悩ましい。。。