少年漫画も青年漫画も成年漫画も女性読者が多数います。
ところが、少女・女性漫画は、なかなか男の読者が増えない。
なぜか?
苦手意識がある?
恥ずかしい?
共感しにくい?
読み慣れていない?
キャラクターの心理を理解できない?
面白くない?
なぜ女は男のものが楽しめて、男は女のものが楽しめないのか?
「男と女の間には深くて暗い川がある」と歌われている通りなのか?(黒の舟唄)
ううむ?
難しい問題です。
漫画界は、女性作家が日に日に増えている感じです。
1980代初頭から新人漫画家を見ていますが、30年経って、男女比率は、かつての9対1が、今や6対4くらいになりました。(私の印象です)
少女・女性漫画の新人には、男はめったに見かけませんが、少年・青年系の男の漫画には、女性の新人漫画家は多数デビューする昨今。
男児向けでも、その傾向が顕著になってきています。
平安時代も、女流作家が花盛りでしたが、それに負けずに、現代も女流全盛になって来ていますね。
キャラクターのきめ細やかな心理描写は、女性が有利かも知れません。
いつの時代も、いつの世代も、女は男を理解するが、男は女を理解しえないのでしょうか?
女性は、自分の感情を隠すのがうまいと言われています。
(つまり男は、女の嘘が見破れない。。。。)
逆に、男のつく嘘は、女性の前ではバレバレだとも。
むむむ?
この不公平感はなんだ?
男は不利ですね。。。。
男には、そういうハンデがあるということを承知で、漫画作り、キャラ作りに励まなくてはならないようです。
頑張れ、男の子。