────1年生廊下────
テクテクテク
ルビィ(鞠莉さん大丈夫だったかなぁ?)
ルビィ(ああなるとお姉ちゃんめんどくさいからなぁ)
ルビィ(それより今は自分のことを考えなきゃ!)ガンバルビィ
ルビィ(もう善子ちゃん学校に着いてるかな?)
ルビィ(さっき鞠莉さんに言われた時はいつも通りに話せば大丈夫って思ったけどいざここまでくるとやっぱ緊張しちゃうなぁ)
ルビィ(でも、とりあえず教室に入ったら善子ちゃんに話掛けなきゃ!じゃなきゃ始まらないもんね!)ヨシッ!
ガラガラガラ
善子「あら、ルビィ!おはよう!」ニコニコ
花丸「あ、ルビィちゃんおはようずら…」
ルビィ「善子ちゃん花丸ちゃんおはよう!」
ルビィ「善子ちゃんなんかテンション高いね!」
善子「え?そんなことないわよ?」ケラケラ
花丸「善子ちゃんさっきからずっとこんな調子で気持ち悪いずら」
善子「(:.;゜;ё;゜;.:)」
花丸「(:.;゜;ё;゜;.:)」
善子「(:.;゜;ё;゜;.:)」
花丸「やっぱり気持ち悪いずら…」
善子「今のは、あんたも言えたタチじゃないでしょ!?」アハハ
ルビィ(花丸ちゃんの言うとおり、今日の善子ちゃん妙にテンション高いし、気持ち悪い…)
ルビィ(ま、まさかルビィの想いにいい答えを持って来てくれたのかな!なんて、えへへ)//
ルビィ(とにかく話をルビィから振らなきゃ!)
ルビィ「あのね!善子ちゃん!私の話をき「あ!そうそう、ルビィ!昨日の返事だけど、私やっぱり貴女とは付き合えないわ♪」ケラケラ
善子「私、リリーと付き合うのぉ~~!」アハハ
ルビィ(え?善子ちゃん今なんて言ったのかな?)
善子「おーい!ルビィ?聞いてるぅー?」
ルビィ「ん?え?うん」
ルビィ「ごめん、ちょっと体調悪いから保健室行ってくる」ダッ
善子「はーい、行ってらっしゃーい♪」
花丸「え?ちょ、ちょっとルビィちゃん!?」オロオロ
善子「朝から体調悪いなんてルビィも可哀想ね」フフーン♪
花丸「善子ちゃん」
善子「なに?ずらま「バチーン」
善子「なにすんのよ!急にブツなんて!痛いじゃない!」
花丸「善子ちゃん朝から変にテンション高いとは思ってたけど本当に頭おかしくなっちゃたの?」
善子「は?」
花丸「ルビィちゃんを振るのは善子ちゃんの自由だよ?でも、言い方があるんじゃないの!」バンッ
善子「貴女には関係ないでしょ?」フフッ
花丸「あるよっ!2人とも私の友達だったんだから!」
善子「友達『だった』?」
花丸「そうだよ」
花丸「2人に何があったかは知らないけどさっきの会話を聞けば善子ちゃんの方が悪いってことくらい誰にだって分かるよ!!」
花丸「ルビィちゃんは恐らく勇気を振り絞ったんだと思うよ?それなのにそれをあざ笑うかのように振るなんて…」
花丸「そんな人と友達で居たくない!」
善子「そうね、ならもう貴女達には関わらないわ、国木田さん」ニコッ
花丸「善子ちゃん本当におかしくなっちゃたんだね」
花丸(ルビィちゃんのこと心配だし、マルも保健室いこ)
…………to be continued