梨子「そりゃ気になったからに決まってるじゃない」
善子「あーなるほどリリーなら納得だわ」
梨子「そんなことより、本当に告白されちゃったね?」クスクス
善子「笑い事じゃないんだけど…」
善子「はぁ、どうしよう…まさかこんな事に成るなんて」
梨子「よっちゃんは優しいからルビィちゃんに言われたらなんだかんだですぐ受け入れてあげると思ってたから意外」
善子「咄嗟のことだったからかしら、それにまだ好きでもないのにOK出すなんてことは優しさじゃないわ」
梨子「ふーん、でも『まだ』好きじゃないってことは好きになる見込みはあるんだぁ?」クスクス
善子「そうね、告白されたからにはちゃんと考えてあげないと」
梨子「じゃあ私が女の子同士のことについて教えてあげよっか?」
善子「へ?」
梨子「だから女の子同士の良さをよっちゃんに教えてあげよっか?」
善子「何よそれ」
梨子「だって、ルビィちゃんに答えてあげたい気持ちもあるんでしょ?」
善子「それはそうだけど…」
梨子「なら参考程度にでも知っといた方がちゃんと考えられるんじゃないかな?」
善子「…確かにそれもそうね。あ、でも変なことはしないでよ?」
梨子「えぇー!それが一番楽しいのにぃ…」
善子「頼む人間違えたわ鞠莉さんのとこいこ」
梨子「あぁ!うそうそ!ちゃんとしたの教えるから!」
梨子「でも、やっぱり優しいなぁよっちゃん。流石善い子の善子ちゃんだ」クスクス
善子「よしこ言うなー!!」プンスカ
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ルビィ(あーあ、にげてきちゃった)
ルビィ(ルビィなにやってんだろ、まだ振られた訳じゃないのに…)グスッ
ルビィ(でもあの反応は絶対必死に誤魔化してたもんね)
??「あらぁ?ルビィじゃない、こんなとこで何泣してるの?」ワシワシ
ルビィ「ピギャッ!だ、だれ!?」ビクッ
鞠莉「うぅ~んっ!ルビィの胸はまた果南とは違った良さがあるわねぇ~」ニヤニヤ
ルビィ「ま、鞠莉さん!やめてください!」
鞠莉「WOW!急に大声出すなんてびっくりするじゃない!」
ルビィ「急に胸揉まれた私の方がびっくりしましたよ!」プンプン
鞠莉「うーん、確かに!」テヘペロ
鞠莉「でも、恋する乙女の泣き顔なんか見ちゃったらほっとけません!」ビシッ
ルビィ「な、なんで知ってるの!?」アセアセ
鞠莉「うーん、風のウワサってやつ?」シャイニー
ルビィ「」(この人の情報網こわいよ)
鞠莉「ま、理由なんてどーでもいいのよ」
鞠莉「善子のことでしょ?」
ルビィ「は、はい…」
鞠莉「今はここにルビィと私の2人しかいないんだからぶっちゃけtalkしていいのよ?」
ルビィ「えぇ、でも…(鞠莉さんとあんまりちゃんと話した事ってないしちょっと緊張するなぁ)」
鞠莉「ダイジョーブ!マリィは口が堅いから安心しなさい!」ビシッ
鞠莉「そ・れ・に!1人で悩みを抱え込んでいてもいい事ないわよ?」
ルビィ「な、なら…」
ルビィ「ル、ルビィ、善子ちゃんのことずっと好きだったんです。」
ルビィ「最初に善子ちゃんと会った時は千歌さんにスクールアイドルに誘われてる時に急に上から落ちて来たから驚いたんだけど」
ルビィ「その後の自己紹介の時にカッコいいなぁと思って」エヘヘ
ルビィ「それとね、いつも教室で花丸ちゃんと3人でお話ししてるんだけど、よく花丸ちゃんと善子ちゃんの幼稚園のときの話になるときがあるんだぁ」
ルビィ「その話になると2人ともすっごく盛り上がっちゃってルビィはあんまり話について行けなくなっちゃうの」
ルビィ「でもね、そうゆう時にどうしようか困ってるといつも決まって善子ちゃんが気付いてくれて、ちゃんとルビィにも解るように話してくれるんだぁ」クスクス
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ルビィ「でもその時はね!」
鞠莉(ルビィって好きな事についてになるとマシンガンになるのね…)
ルビィ「それとね、それとね!」キラキラ
鞠莉「stop!!」
ルビィ「ピギャッ!」
鞠莉「ルビィ?あなたの善子に対する気持ちはよーく分かったわ」
鞠莉「でも、その気持ちをちゃんと善子に伝えたの?」
ルビィ「一応告白はしたんだけど…」
ルビィ「ちゃんと伝えたい事を最後まで伝えられなくって…(反応もあんまり良くなかったし)」
ルビィ「少し考えさせてって言われちゃった」グスッ
鞠莉「ってことはまだ間に合うじゃない!よし!明日から善子へのapproach作戦を実行しましょう!」ワクワク
鞠莉「私の手にかかれば問題nothingよ!」
ルビィ「ほんとに!」キラキラ
鞠莉「ええ!マリィに任せなさい!」グッ
……………to be continued