わたしたちの楽しみでドキドキのチャレンジ「友達の輪」へようこそ!
「普通の毎日を生きる面白い人たち」をクローズアップして、その生き様をご紹介させていただきます。そして、その人から、また別の方へ……ざまざまな個性と魅力に富んだ方々と出会えることを楽しみにしています。
第18回目のゲストは、岡田実和さん‼︎
原なつきさんからのご紹介です。
(まり)お名前とどんなことをされているかを教えてください。
(みわ)岡田実和(おかだみわ)と申します。今やっているのは傾聴のオンライン講座。傾聴が出来るようになりたい方の講座と、わたしが誰かの傾聴をするという個人セッションをやっています。
(まり)傾聴とは具体的にどんなことをされるんですか?
(みわ)傾聴そのものは、カウンセリングのベースになっていて、自分の判断とか考えとか思いとかを一旦横に置いて、目の前の方の話を聴くというものです。もうちょっと分かりやすく言うと、例えば「会社で上司に怒られてすごいイヤな思いをしたんです」と言われると、普通だったら「あーそうなの。大変だったね。何があったの?」みたいな感じで聴いていくと思うんですけど。そこで対話が生まれていくというか。傾聴の場合は「あーそうなんだね。上司に怒られてすごいイヤだったんだねー」という風に、相手に寄り添って面と向かって聴くというよりは、感覚的にいうと横に座って同じ目線で話を聴くみたいな感じですね。
(まり)みわさんは、どうして傾聴をやってみようと思ったんですか?
(みわ)きっかけは偶然というか、色々とご縁があって、傾聴をベースに自分と繋がる、人と繋がる、自然と繋がるというのをコンセプトにしている「みちみち会」というのがあって。傾聴ベースにいろんなワークをされていて、いまでも一ヶ月に一回、参加させてもらっています。そこで傾聴と出会ったときに、まずは聴いてくれている人が、その人の判断を挟まずにいてくれることによって、自分でも気づいていなかった思いに気づいたんですよね。それがわたしにとっては「えっ?」という感じで。わたしもみちみち会で誰かの話を聴いていて、ほんとにやっていることは聴いているだけなんですけど。「あっ、そうか。わたし、これがイヤだったんだ」とか「これがやりたかったから、ここでモヤモヤしてたんだ」とか「こうやればいいんだ」とかって、本当に自分で気づいていくんですよね。それが魔法みたいに見えたというか。
(まり)うんうん。
(みわ)その体験というか体感覚みたいなものが忘れられなくて、いまでもやっているという感じです。
(まり)最初のきっかけは傾聴をやろうと思って出会ったわけではなくて「えっ、なにこれ⁈」という無防備なところから出会った感じなんですね。
(みわ)そうです。
(まり)おもしろーい!それまでは別のことをされていたわけでしょう?
(みわ)そうですね。つい最近まで別の仕事をやっていて。1月末まで簡単にいうと日本にいる外国人が自分の国の料理を教えるという料理教室のマネージメントをしていたんです。それをやりながら傾聴はずっと学んでいて、ちょっとスイッチが入ったというか。わたしはこれを伝えていきたいなと思って。
(まり)なつきさんにご紹介してもらったときは、料理の方の話を伺っていたんですよ。
(みわ)ですよね。うんうん(笑)
(まり)そしたらなつきさんから、彼女はいまは違うことをやっているみたいなので、直接聞いてくださいって連絡があって、その時点でおもしろーいと思って。もうお料理の方のお仕事はされていないんですか?
(みわ)一応まだちょっとサポートはしていますが、フルタイムではやっていなくて。それも決めたのも年末の12月30日で、ちょっとメインからは抜けて、メインを傾聴の方にしていこうと思って。
(まり)みわさんは人生のなかで、何度もこういう節目のようなことが起きているんですか? やってたことが変わっていくとか。
(みわ)そうですね。もうなんかそんなのの繰り返しですね。わたしの人生(笑)
(まり)おもしろーい。子どもの頃ってどんな子だったんですか? 宮崎出身だとお聞きしました。
(みわ)そうです。
(まり)それもまた親しみを感じますけど。
(みわ)ほんとほんと。嬉しいー。
(まり)どんなことに興味を持っている子どもだったんですか?
(みわ)子どものときはどうやろうか。
(まり)急に宮崎弁になった(笑)
(みわ)アハハハ!宮崎弁のアクセントが出てきた(笑) 子どもの頃、どうやろう。元気は元気でしたね。
(まり)外国に対する思いや興味とか、子どもの時からあったんですか?
(みわ)そうですね。小学4年生の時にローマ字を習い始めるじゃないですか。あれがすごく面白くて。
(まり)うんうん。
(みわ)なんか分かんないけど面白かったんですよね。小学6年生の時に、クラブ活動で英語クラブに何も考えずに入って。中学1年生の時から英語だけは、ずっとちゃんと勉強してて、中学3年生の夏休みに一ヶ月ホームステイに親が行かせてくれたんです。
(まり)どこの国に行ったんですか?
(みわ)アメリカですね。そこでわたしは語学を使って仕事をするっていうのが、自分の軸になったという感じですね。
(まり)うんうん。そこから海外に向けての想いが動いたんですね。
(みわ)そこは本当に変わらなかったですね。今でも変わってないですけど。高校も他の高校よりも英語が勉強できるところに行って、大学も外語学部に入って、そこでスペイン語をやったんですよね。
(まり)スペイン語を選んだ理由はなにかあるんですか?
(みわ)高校の時に大学決めるってなって、英語科に入る気はなかったんですね。
(まり)へぇー。
(みわ)英語はその時点でたぶん旅行には困らないくらいにはできていたと思うんですよ。英会話クラブにも入ったりしてたので。4年間費やすんだったら、もう一回英語はもったいないなと思って。だったら他の語学をやりたいなと、学校の先生に相談したら「将来何をやりたいんだ?」と聞かれて「貿易関係の仕事をしたいです」と言ったら「だったらスペイン語がいいんじゃないか」と。へぇーって、そこからちょっと調べたら、スペインに関するもの結構、好きだったんですよね。フラメンコとかダリとかガウディとか好きで、あれスペインじゃんと思って。それでスペイン語を勉強したという感じですね。
(まり)面白いー。スペインは行ったり住んだりしたんですか?
(みわ)はい。それがオランダにつながっていくんですけど。スペインから帰る一ヶ月くらい前に出会った人をめちゃめちゃ好きになったんです。日本に帰ったあともずっと連絡とって、スペイン人なんだけどオランダに住んでたんですよ。親御さんがオランダに住んでいたので。そしたら「オランダへ来たら?」という話になったので、それで行ったんですね。当時、オランダで就職するのに売り手市場だったんですよ。ユーロが155円とかで、わたしが行ってから数ヶ月で170円ぐらいまでいった時期だったのもあり、ものすごくユーロが強かった時期で、1回目の面接で仕事が決まったんです。
(まり)すごいわー。
(みわ)そこから4年弱ぐらい、住んでいたあいだになつき(前回のゲストさん)と出会ったんですよね。
(まり)うんうん。オランダの生活はどうでしたか?
(みわ)楽しかったけど。4年住んで、骨を埋める国ではないなと思ったんですよね、自分は。だけど本当にあの時の経験がなかったら、いまのわたしはいないです。
(まり)うんうん。
(みわ)どの経験がなくてもいまのわたしはいないと思うけど、やっぱりあそこは本当に大きなターニングポイントでしたね。
(まり)そっかー。どんな経験や体験をしましたか?
(みわ)わたしが住んでいたのはアムステルダムで、ニューヨークよりも外国人が多く住んでいるんです。住民登録している半分以上が外国人というマルチナショナルな都市で。そこにいるといろんな文化や価値観があって当たり前の世界で、外国人と働くことで、いままでは仲の良い友達だけだったのが、仕事すると「お前ふざけるな、このヤロー!」ってなるんですよね(笑)
(まり)アハハハ!
(みわ)「お前、仕事だろ、やれよ!」って。でも、なんでそうなるかっていったら、自分の価値観としては、これはやるのは当然だよねって思っているから、そういう反応になるわけで、それをまざまざと見たっていう感じですね。結局、きっかけとなったスペインの人と付き合って1年半くらい一緒に暮らしたあとで別れて、それからも2年くらいはオランダに居たんですけど、まったく価値観の違う人と暮らしながら、価値観の違う人と仕事をして…という生活を20代の後半にできたというのは、すごくラッキーだったなと思ってますね。
(まり)うんうん。本当にそうですね。スペインにはどれくらい住んでいたんですか?
(みわ)8ヶ月くらい。
(まり)そこからオランダに?
(みわ)語学留学でスペインに行って、一度日本に帰ってきて、1年くらいで学校を終わらせてからオランダに行ったんです。
(まり)若いとはいえ、いろんな大変なこともあったでしょう? チャレンジというか。
(みわ)うんうん。
(まり)全然知らない場所でチャレンジャーですよね。
(みわ)大きい人生初の出来事がみっつ、同時にきたんですよ。ちゃんと人と付き合うっていうのがまず初めてだったのと。しかもその人と一緒に暮らすということと。就職も初めてだったんです。大学のときにバイトはしていたけど、ちゃんと仕事をするということが人生で初めてで。プラス海外で仕事をするということも、もちろん初めてだったので、人生の中の大きな初めてが全部一緒になったんですよね。
(まり)そうですよね。
(みわ)それは後から気づいたことなんですけど。その時は「あの人に会いたい、一緒にいたい」だけしかないから、とりあえずオランダに行って、その人と一緒にいるためには仕事をみつけなければいけないということから始まって。目の前のことをやることに必死でした。
(まり)うんうん。みわさんは基本的に直感型なんですか? 深く考えずにインスピレーションをパッと行動できる人なんですか?
(みわ)そうですね。
(まり)いいなー。
(みわ)その前にいろいろ考えてはいるんですよ、たぶん。っていうことに何年か前に気づいたんですけど。決める時や行動に移すときは、完全に直観ですね。
(まり)いいなー。
(みわ)だからこんなことになっているんですけど(笑) 今のわたしは20年前のわたしが想像していた人生と、斜め45度で済むかな?っていうくらい、予想していなかった(笑)
(まり)へぇー!20年前の自分はどんな人生になると思っていたんですか?
(みわ)こういう人生でありたいなと思っていたのは、海外で外国の人と働きながら、バリバリキャリアウーマンて感じですかね。
(まり)日本には住んでいなくて、海外で。
(みわ)ずっと海外にいたかったんです。
(まり)いま日本にいるのは?
(みわ)それはたぶん、いろんなご縁があったと思うんですけど、まずはオランダでビザが切れて、仕事を探したんだけど結局、見つからなかったんですよね。泣く泣く日本に帰ってきて、なつきにも「オランダに帰ってくるからね」って言って出たんですよ。お金貯めてもう一回行こうと思っていたんですけど、その間にバイトしたりとか、なんだかんだ、仕事始めたりして、あれよあれよという間に数年過ぎて。6年くらい前に東京に来たんです。その前は栃木に1年間だけいました。それで関東に足を踏み入れて、東京に住んだら、いろいろな出会いがあって、料理教室の人とも出会い、そこからですね。本当に人とのつながりが広がっていったのは。そしたらそれが面白くなって。
(まり)日本にいるのが楽しくなったんですね。どんな人との出会いが大きかったですか?
(みわ)まずひとつは料理教室を作ったのがスペイン人なんですよね。スペイン人とオーストラリア人の2人で、彼らと出会って一緒に仕事したんです。料理教室の外国人の先生たちが、80カ国くらいいたのかな。
(まり)ほぉー!すごい。
(みわ)わたし面談をしていたので、80カ国トータルでたぶん700~800人くらいの面談をしたんですね。
(まり)すごい!それは先生になる人たちのですか?
(みわ)そうですね。面談して途中で辞めちゃう人もいるので、残っているのは200~300人だったんですけど。それでも彼らが教えたいこと、伝えたいことを聞くなかで、本当に世界にはいろんな文化があっていろんな価値観があって、いろんな生活様式があって…というのを、日本にいながら知ることができたんですよね。それはやっぱり本当に自分の世界を広げてくれたし、オランダの生活に続いて自分にとっての大きなギフトをもらったなと思っていて。その料理教室のイベントの時に知り合った日本人の方がすごく人脈が広くて、その人を通してティール組織。
(まり)ティール組織ってなんですか?
(みわ)上が決めたことを下がやるというのではなくて、会社の全員が会社全体の最適を自分たちで考えて動くという、自立分散型の組織のことをティール組織と呼ぶんですけど。
(まり)へぇー。
(みわ)そのティール組織を広めるために講座とか研修をしていらっしゃる方と出会って、その人たちがやっていることが、すごく面白かったんです。自分で考えて、自分で動くみたいな。その人と出会ってからいろんな会社の経営者さんだったりとか、社員の方だったりとか、面白い経営の仕方をされている方とお会いすることになって。本当にいろんな考え方や多様な価値観に触れ続けた13~14年でした。
(まり)料理教室にはいろんな国の先生がいて、日本に住んでいるいろんな国の人たちと繋げるんですか?それとも日本人に?
(みわ)日本人です。
(まり)80カ国てすごいですね!80カ国の料理とか知らないですもん。
(みわ)わたしもこの仕事してなかったら、絶対一生食べなかっただろうなっていうものを食べましたね。
(まり)ですよね。面白いわー。そこから傾聴の世界に入っていくんですね。
(みわ)そうですね。
(まり)ブワーッと広がった多種多様の世界から、今度は聴くというコミュニケーションのひとつのツールであって。みわさんが傾聴をしている理由というか、それをいろんな人に広めたいのには、どんな想いがあるんですか?
(みわ)聴くことによって、その人も知らなかった想いが出てくる瞬間を見たいんですね。
(まり)ハッ!とする瞬間とかですね。
(みわ)そうです。アハ体験とかってよく言いますけど、それを見てみたい。あとその人のあるべき姿になっていくプロセスを見たいんですよね。
(まり)うんうん。
(みわ)たぶん人って必ず役割を持って生まれてきていると思っていて、その役割はみんな持っているんだけど、社会の価値観だったり、周りの目だったりというのを過剰に意識しすぎてしまうあまり、本来の役割に辿りつかない人というのもたくさんいると思うんですよ。でも、その人の魂の形になっていくプロセスを見たいんですよね。
(まり)へぇー!本当のその人の姿みたいな。
(みわ)そうですね。
(まり)どんな方たちがクライアントさんで来られるんですか?
(みわ)本当に様々ですよね。講座に来られるのは経営者の方もいらっしゃれば、社員さんもいれば、取締役の方もいらっしゃいますし。
(まり)そういう方たちが傾聴を学ぼうと思う理由には、どういうのがあるんですか? 経営者の方とかはスタッフとのコミュニケーションのためなんですか? それとも自分とのコミュニケーションのためなんですかね。
(みわ)特ににわたしの知っている経営者さんというのは、ティール組織をめざしていらっしゃる方たちばっかりなんです。ティール組織になっていくためには個人個人が人生をかけて何をやりたいかということをやっぱり知る必要があって。日々の生活や仕事のなかで、モヤモヤとかってやっぱりあるじゃないですか。そこを知りたいとか、本音を知りたいとか、もうちょっと本当の自分の想いに気づいていくと、人って勝手にやる気になるので、そういうのを引き出したい経営者さんが来られますね。
(まり)今の話を聴いていると希望ですよね。これまでの経営者の在り方と新しい時代の経営者の在り方が、ガラッと変わって、ひとりひとりのなかにある想いを聴こうとする姿勢だけでも、鳥肌がたちますよね。絶対世界は面白いことになるぞ、みたいな。
(みわ)本当にそうだと思います。講座に来られる方たち、本当に素敵な方たちばっかりです。
(まり)そうだよね。傾聴を学ぼうと思う人って絶対、素敵だよね。
(みわ)ですね。
(まり)コントロールしようというのがないわけでしょう?
(みわ)そうそう。
(まり)その人のなかにあるものを全部引き出したいとか、受け止めたいとか、聴いてみたいとか、寄り添いとか共感でしょ?
(みわ)はい。
(まり)それは素敵な世界にしかならないよね。
(みわ)そうです。
(まり)それをみわさんが提供しているということに感動します。その人の本来の魂の形になっていくとか、人生をかけてその人がいったい何をやりたいのかに近づいていくとか、そんなフレーズを聴くだけでも鳥肌が立ちます。それをみわさんはしているんだ!という。そこに時間とか人生をかけているんだなって思うと、ゾクゾクします。
(みわ)アハハハ!わたしはとてもラッキーだと思います。本当にありがたいなって思うのは、自分がやりたいことを見つけたというか。今の時点で全人生をかけてやりたいと思うことがやれているというのは、本当にありがたいことだなと思うし。これから先、80歳過ぎまで生きるとして、傾聴だけを伝え続けていくかといったら、それはぜんぜん分からないですよね。わたしの人生ほんとによく分からない方向に転がっていくので(笑)
(まり)アハハハ!
(みわ)相手の話をただただ聴くということは、人生かけてずっと磨いていきたいなって思っていて、そういうのが40歳という身体も動く若いときに見つかったというのは、本当にギフトだな、ありがたいなって思いますね。
(まり)難しい質問かもしれないですけど。なぜみわさんは「これだ!」というものに出会えたんでしょうか?
(みわ)あーーーー(笑)
(まり)あーーーー(笑) 難しいよね。
(みわ)でかい質問だなこれ。
(まり)そういうものに出会いたいと思っている人がいっぱいいるわけじゃないですか。みんな何をしたらいいのか分からないとか、したいことが見つからないという人が世の中にいっぱいいるじゃないですか。でもみわさんは出会っているわけですよね。なぜ出会えたのか。ただのラッキーなのか。
(みわ)おそらくなんですけど、ひとつ最近気づいたのは、わたし「これ面白そう!」と思うと、あと先考えずにやるんですよね。言葉にするとちょっとカッコいいじゃないですか。でも、ちょっと違ってて、例えば道を歩いていて、キラキラひかる何かが落ちている。それを「これなんだろう」と思っているときに、わたしもう手に取っている。
(まり)アハハハ!
(みわ)だからそれはもちろんいいことばっかりじゃなくて、キラキラひかると思ったらウンコだった、ということも全然あるわけですよね(笑)
(まり)アハハハ!
(みわ)イーーーー!みたいな(笑)
(まり)うんうん。
(みわ)そんなのもたくさんあって。もちろんすっごく面白いことだったりもするんですよね。そこかなっていう気はします。
(まり)好奇心とか、自分のなにこれ?というものに対して、なんのブロックもないというか。
(みわ)うんうん(笑)
(まり)でもそれって本当に大事ですよね。多くの人が「これだ!」というものに出会ったとしても「これ、わたしに出来るのかな」とか「これやってどうなるんだろう」と考えすぎて出会えなくなってしまっていることもきっと多いんでしょうね。
(みわ)うんうん。
(まり)みわさんの場合は、考えるとか抜きに、気になったら、もうその中にいる感じなんですね(笑)
(みわ)そうそう。赤ちゃんがとりあえずなんでもかんでも口に入れるじゃないですか。あれとまったく一緒だと思います。こういう人生を歩んでいると、バイタリティあるよねとか言われるんですよね。でもバイタリティじゃなくて、赤ちゃんが目の前にあったものを口に入れているのと一緒だからって思うんですよ(笑)
(まり)それって本当にピュアですよね。
(みわ)そうですね。そうそう。
(まり)好奇心も旺盛なんだよね。警戒心があまりないんだよね。
(みわ)うんうん。だから本当失敗もたくさんしているんですよ。ちょっとは学べよって自分で思いますもん。
(まり)ギフトもある分、ゲッていうことも体験しているということだよね。
(みわ)ギフトの方が、もちろんぜんぜん少ないと思いますよ。
(まり)アハハハ!
(みわ)そんな簡単にギフトもらえないので。抽選だって当たる確率の方が低いわけじゃないですか。
(まり)たしかに(笑)
(みわ)言ったら「このなかに当たりが含まれてますよ」みたいなやつを、全部開けたみたいな感じなんですよね。
(まり)素晴らしい!そしたら「これに出会いたかった」というものが入ってたということなんですね。開けてみるしかないもんね。
(みわ)そうです。
(まり)一回開けてハズレだったから、もう二度と開けないとしていると、当たりにも出会えないってことですね。
(みわ)そうですね。外から見てハズレかな?当たりかな?って、分かんないじゃないですか。
(まり)たしかに(笑)
(みわ)開けなきゃ分かんないよね、それ。
(まり)うんうん。
(みわ)わたしはたぶん、ハズレかな?当たりかな?じゃなくて、気づいたら開けてる(笑)
(まり)テクニックでもなんでもないもんね。気づいたら開けてるって。
(みわ)そうそう。
(まり)みわさんって、不安や心配や恐れみたいなのはないんですか?
(みわ)あります。めちゃめちゃあります。
(まり)本当?
(みわ)昔はもっとあったかなー。こんなこと言っててあれなんですけど。つい最近まで自分の思うように人生進んでほしかったんですよ。
(まり)うんうん。
(みわ)例えば40歳のわたしが、いまこういうことをやっているからこんな風になって、これくらいの規模の仕事ができて、こんな風になっていきたい、という感じのものがやっぱりあって。その通りに進まないとき、何が悪いんだろう、何がいけなかったんだろう、どうやったらそこまでいけるんだろう、本当になれるのかなって、思っていたんですよね。だけど2~3ヶ月前かな。冷静に自分の人生を振り返ったときに「おまえ、一個も思った通りに進んでねーぞ」と思ったんですよ。
(まり)アハハハ!面白い。
(みわ)でもいま幸せか、幸せじゃないかって考えたら、むちゃくちゃ幸せだし、自分が想像していたのとぜんぜん違う人生だからこそ、自分が想像もしてなかったギフトがもらえたなっていうのに、本当につい最近、気づいて。そこから不安になった後に「だからさ、この前言ったよね」って。「あなたの人生、思った通りに進まないから、どうせ。今、不安だろうが、怖かろうが、どうせ思った通りにいかないんだから、考えたって無駄だよ」って自分に言ってます(笑)
(まり)そして、どうせ幸せなんだから!ってことですよね(笑)
(みわ)そうですね。そうです。
(まり)最高!面白ーい。みわさんのターニングポイントっていっぱいあるわけですよね。
(みわ)そうですね。
(まり)そのなかでもオランダに行ったことが大きなターニングポイントだったってことですよね?
(みわ)オランダなんか行く気すらなかった。というかオランダってどこだよぐらいの勢いでしたもんね。スペインしか見てなかったから。スペインに行くことしか考えてなかったので、オランダ?みたいな。「えっ?なにがあんの?」という感じで。でも好きになった人がいて、その人に会いたいがために行くわけですよ。で、住んでみたらすごく面白かったし、いろいろ経験させてもらった場所になって。自分の人生にかすりもしなかった国に住むみたいな(笑)
(まり)本当ねー、面白いねー。20年前の自分が思ってない人生になっているって言ったけど、未来もさっぱり分からないよね。
(みわ)分からないですね。
(まり)だからこそ面白いよね。
(みわ)うんうん。今はスペインと日本を行ったり来たりする状態を作りたいなって思ってるんですけど、それもスペインかどうかも分からないですよね、このまま行くと。「あれ?ここどこ」みたいな(笑)
(まり)ありそうー!みわさんが今、日本とスペインを行ったり来たりしたい理由ってなんですか?
(みわ)とにかくわたしスペインが大好きなんですよ。
(まり)へぇー!例えばどんなところが?
(みわ)何よりもまずご飯が美味しい。
(まり)それ言うねー。
(みわ)本当にご飯が美味しいし、天気いいし。多分肌に合ってるんでしょうね。ひとことで言うと「出会っちゃった」て感じですかね。
(まり)スペインって魅力的なんだろうなって思います。このインタビューをしていて、やたらスペイン率が高いんですよ。
(みわ)あっ、そうなんですね。
(まり)スペインに住んでいるとか、スペインに住んでいたとか、スペインが大好きでとか。スペイン語を喋れる人が多くて。
(みわ)へぇー!
(まり)すごく、スペインなんですよ。魅力的なんだろうなって思って。
(みわ)うん。死ぬまでに一回は行った方がいいです。
(まり)みわさんが生きていく上で、大事にしていることってなんですか?
(みわ)なんだろうな。仲間との共創の時間ですかね。共に創り上げる。
(まり)共に創り上げるの共創。へぇー!
(みわ)さっき言った、その人があるべき姿になっていく、組織があるべき姿になっていくっていうのは、わたしひとりでは絶対にできないんですよね。なので仲間と一緒にそういう風になっていくようなお手伝いをするときに、わたしは結構ひとりでなんでもやってしまいがちなところがあって、だけどムリだよねと思い、傾聴のスタンスにもつながっています。傾聴って、人は自分の問題を解決する能力を秘めているという風に言っていて。本人は気づいていないけど、実は知っているという感じなんですよね。最初それを聴いたとき「そうだよな」って思って信じていたんですよ。だけど自分が傾聴のセッションをいろんな方にやっていくなかで、なんか信じるフェーズを超えて「そうだよね」って。それは太陽が東から昇って西に沈むぐらいの感じで。夜、寝るときに「明日も大丈夫。太陽は東から昇るから」て思いながら寝ないじゃないですか。
(まり)うんうん(笑)
(みわ)太陽が西から昇ってくることなんて想像しないじゃないですか。それと同レベルぐらいで、人ってそうなんだなって思っていて。そういう意味で大事にしているというのとはちょっと違うのかもしれないけど。それが自分のなかで真実になっている。仲間と何かを一緒にやっていくというのは、自分のなかですごく大事ですね。
(まり)そっかー、そうなんですね。どんな世界を創りたいですか?
(みわ)本当にひとりひとりが、あるべき姿で生きているっていう状態。そしたら世界って宇宙の流れに乗った状態になると思うんですよね。
(まり)うんうん。
(みわ)だからすべての人が幸せを感じられる世界っていう風になると思うので。そういう世界が見たいですね。
(まり)ぜひ仲間にしてください。
(みわ)もちろんですー。もう仲間ですよ。
(まり)ねー!仲間ですよね!
(みわ)うんうん。
(まり)わたしも本当にそういう世界を見たくって。この宇宙図書館というサイトのなかの「友達の輪」のインタビューを今回させてもらってるんですけど。これを作ろうと思ったのも、それぞれがすごい知恵を持っているから、それを分かち合って、みんながその知恵を使えるようにしたいというのがひとつ、目的にあって。
(みわ)うんうん。
(まり)その知恵をわたしたちが死んだ後も、未来の人が使えたらいいなと思っていて。インタビューというのもユニークな人を紹介してもらうことによって、わたしが知らない知恵みたいなものが、誰かの人生のきっかけやヒントになっていくような「こんな生き方があるよ、あんな生き方があるよ」とか「こういうときに、こうしたらしいよ」って、それをみんなが「なーんだ、こういう方法があるのか」って、知っていける世界とか、自分の人生を楽しんでいける世界になったらいいなと思っているので、みわさんのお話も本当にありがたいです。
(みわ)こちらこそです。こんな話ってあんまりガッツリすることないので。
(まり)すごくありがたいです。ありがとうございました。次にご紹介していただく方はどんなユニークな方なんですか?
(みわ)得居広江さん。彼女はチョコレート屋さんをしていて、ティール組織なんですね。社員さんだけじゃなくて、パートさんたちも一員となって、会社を経営されていて。チョコレートにかける想いというのがすごく素敵だし。わたしそんなにチョコレート好きじゃないんですよ。だけどこの前、彼女のところで作られたチョコレートを食べて、本当に生まれてはじめて心からチョコレートって美味しいんだって思ったんですよ。
(まり)へぇー。気になるー。
(みわ)すごいなと思って。彼女の会社のことを聴かせてもらったときに、すごく素敵な会社さんだなって思って。彼女みたいな会社の運営の仕方があるっていうのも知ってほしいし、彼女のところのチョコレートが広がったらいいなーと思ってます。すごく素敵な方です。
(まり)楽しみです。本当にありがとうございます。
(まり)次回は、福岡在住の得居裕江さんです。
岡田実和さん、どうもありがとうございました。
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