褒められるとその反対を言いたくなる
そういう場面をよくみかけます
誰かに『すごいねー!』
って言われると
『そんなことないよー。』
って言い返したくなる
謙遜の文化でもありますから
そういう会話がよく交わされますね
子供が褒められたとき
お母さんが、そんなことないよー!だけでは終わらず
わざわざダメなところを言って謙遜することもあります(笑)
旦那さんのことを褒められて
そんなことないんだよ!だってね・・・
と不満を言い始めることもありますね
この2つの例をとると
2種類の想いがあります
円滑なコミュニケーションのために謙遜している場合と
ほんとにそんなことないんだから!
ほんとのことを知ってほしい!
という想いから言っている場合とがあります
知ってほしいんですね
なにか分かってほしいことがあるんですよね
オーラソーマのコース中でのこと
Aちゃんに起きていることが
とても心地よさそうだったので
わたしはそのことを聞いてみました
『さっきどうだった?』
Aちゃんは
さっきどう感じたかではなくて
過去の心地よくないときの話をしはじめました
わたしは、もう一度聞いてみました
『さっきはどうだった?』
Aちゃんの口から出てくるのは
やはり過去の心地よくないときの話でした
なぜ心地よくないという話をするのか
なぜ、さっきの心地よさそうだった話はしないのか
なぜよかった話はしたくないのか
なぜよくない話ばかりをしたがるのか
心地の悪さって人によって違うんですね
自分のよくない話をするのが
心地悪い人もいれば
自分のよくない話をする方が
心地いい人もいる
わたしがそう言うと
Aちゃんは
『わたし話していて、イヤじゃないですよ。』
と言いました
『うん、そう。自分のよくない状態の話をする方が楽なんだろうね。自分のよかった話、気持ちよかったことを話す方が、心地悪いのかもしれないね。』
とわたしは言いました
さっきとても心地よさそうに感じたので
そのことを聞いてみたくて
さっきはどうだった?と聞きました
Aちゃんが話したいことは
さっきのことじゃないんですね
うまくいったこと
気持ちよかったこと
スムーズだったこと
それは話さずに
いつもは、あんなんじゃなくて、こんな風なんだってことを話たかったのだと思います
わたしはもう一度聞きました
『さっきはどうだった?』
『さっきはスムーズでしたけど、いつもは・・・。』
とやっぱりいつものことを言いたいようでした
ここに表現したいことがあるのだと思います
気持ちよかったー!
とってもスムーズだった!
という経験よりも
気落ち悪い
ぜんぜんうまくできない
という経験の方を表現したいなにかがあるのだと思います
無意識にあるものが表現されます
そして、慣れている表現をします
不幸話の方が慣れている人は
いつもいつも自分は大変なんだって話が楽です
幸せな話はしない
だって慣れていないから
勝手が悪いからかもしれませんが
それだけじゃないと思います
うまくいかない
ぜんぜんダメなんです
そこに関心を持ってもらいたいなにかがあるのかもしれないなって思うのです
『すごいね!がんばってるね。』
と言われたときに
『そんなことないよ、だって・・・。』と言いたくなるとき
相手の人に、どんな風に見てもらいたいと思っているのだろう
その人に、なんて言ってほしい自分がいるのだろう
なにを分かってほしくて、そう言うのだろう
なんだか、この前書いた記事のつづきっぽいです
関心を持ってもらいたい生き物なのです
わたしは、自分が表現している癖から
相手にどう関心を持ってもらいたいかに気づき
しょっちゅう恥ずかしくなるのです(笑)
