と
B５５ クリアー/レッド
B２６オレンジは、高く高く上がっていた太陽が沈むときの色です
夕日や夕焼けの色
B５５クリアー／レッドは、これまた太陽の色ですね
でも、これは日本人にとっての太陽の色です
日本人は、なぜか太陽を赤で描きますね
国旗が日の丸だからでしょうか
クリアー／レッドは、日の丸の色です
太陽は、生と死をあらわしています
毎日上がり、毎日沈んでいく
毎日生まれ、毎日死んでいく
ように見えます
太陽が昇れば、日が明けて１日が始まります
太陽が沈めば、日が暮れて１日が終わります
１日のはじまりとおわりも
太陽がみせてくれます
B５５のボトルは、レッドに強烈な光が注がれています
レッドは、目覚めの色です
わたしたちが、毎日目を覚ますのも朝ですね
朝、目を覚まします
それは、太陽がはじまりをつげます
B５５は、「起きよ～！」
と言っているボトルです
B２６のオレンジは太陽が沈んでいくこと
暮れていくこと
終わっていくことを告げています
なにかがはじまり
なにかがおわる
そして
終わったものは、消えてなくなるわけではないということ
太陽がなくならないように
わたしたちの目には、一見終わってなくなってしまったように見え
そう感じるかもしれないけれど
なくなってもいないし
消えてもいないということです
はじまるものも突然現れるわけではなくて
はじまったように見え、そう感じるだけで
ずっとずっと繋がっているものの動きなんですね
わたしたちは、この自然な動きに対しても
抵抗をする生き物です
なにかがはじまる
目を覚ます
ということにも躊躇し
なにかがおわっていく
ということに対しても一生懸命抵抗したりします
太陽を止めることはできないのにですね（笑）
はじまったように見えるもの
そこには、終わったかのように感じていたものを含みながら
目を覚ますのです
それは
わたしたちの命のバトンのように
わたしが生きている
わたしが今ここでこう感じている
そこには
わたしたちの先祖たちの記憶も含まれています
ここでこうして、生きているわたしのあらゆるものには
今ここには、肉体を持たない存在たちの
経験や知恵や記憶が宿っています
そして
土地にもそこに生きた多くの人々の記憶が刻まれています
それが、大きく揺れているのですね
