今日の読書
感想+粗筋
いや~、面白かったわ~。
久々に一気読みしたかも。
クイズオタクの主人公・三島は、『Q-1グランプリ』と言うクイズ番組で、現役東大医学生の本庄絆とのファイナル戦に面していた。6対6。あと1回で1000万円の賞金を手にする王座が決まる。
最後の問題で、問い読みのアナウンサーがまだひとことも発してない時から、本庄絆はクイズのボタンを早押し、“ママ、クリーニング小野寺よ”と言う、謎の回答を口にする。
本庄絆は緊張で頭がおかしくなってしまったのだろうか?静まり返る会場。
が、もう一度本庄絆は、“ママ、クリーニング小野寺よ”と答える。10秒ほどたってピンポンの音が鳴る。
紙吹雪が舞う。本庄絆が優勝したのだ。
僕を始め、納得のいかないクイズプレーヤー達。決勝にはすすめなかった他のメンバー達だ。
どうして、本庄絆は、問い読みのアナウンサーが問題を読み上げる前に正解を出すことが出来たのか?
番組制作の総合演出の坂田泰彦は、何を考えているのか?
そして、SNSは大荒れ、本庄絆は本当に天才で魔法か何かでクイズの回答を引き当てたのか?番組のやらせで最初から答えを知らされていたのか?
本庄絆は『Q-1グランプリ』以降、誰とも連絡を絶ち、1000万の賞金も返したとの事。
僕は、ファイナルの画像を見ながら、もう一度、決勝戦の問題を1問1問、思い出して行くことにした。
そして、そこから真実を導き出す・・・
本庄絆の意図、僕のこれからの道・・・的な大筋。
どこかにトリックが潜んでいるんだろよね?と何回も前に戻ってクイズの回答を読んだと言うね?
自分の読書の仕方としては、伏線らしきところはササッと斜め読みして、解決編でじっくり読むと言う癖ついてるんだけど
推理小説のような流れなんだけど、人生への教訓と言うのか、それこそ君達はどう生きるか?的な中々深い本で出会えたなって感想。
ええっと、ご本人の同意を取っておりませんので、リンクは避けますが、ブログの感想を入れて下さる読者さんからの推薦本です。『コンビニ人間』もそうだったんですけど。
あとたまに出て来る漫画の『これ描いて死ね』とか以前にアップしてました『薬屋のひとりごと』とか『後宮の烏シリーズ』も他の読者さんの推薦本なんです。
こんな繋がりって嬉しいですこの場をお借りしましてお礼申し上げます!
自分だけでチョイスするのってどうしても偏りや選ぶタイミングとか出て来ると思うで、本当にありがとうございます!!これからもどんどん教えて下さいね!