今日の読書

 

 

感想+粗筋

 

警視庁SUC(特殊事件対策班)の5人組。

どこの部署も扱わないような事件、逆にどの事件にも顔出しても良い、不思議な部署。

 

前回のボーダーズ1は、非常に目が良くて勘の良い八神からの目線だったが、今回は大飯ぐらいの大巨漢、車やバイクを乗りこなし、工業高校出身で、作り上げたアプリが交通課で使用されたというネットにも強い最上からの目線。

そして、話の大軸に触れるのが、最上が高校時代はギタリストを目指していたが怪我で挫折しいたという過去。

事件そのものには関係しないが、最上のギターの知識が事件解決に役立つ。

 

人気バンドのFOT4人とそのマネージャー、がライブ終了後、ツアーバスごと行方不明に。

メンバーは全員ラーメン好きで、唯一の共通の趣味がツアー先でのラーメンを食べると言う事だったらしい。

関係者達に聞き込みをするものの、当初、メンバー同士の軋轢や、トラブルは皆無だったとの事。

そしてマネージャーが死体で発見される。

メンバーのバス運転手が拉致されていたらしい現場から逃走して来て、怪我をしてるものの、全員発見される。

犯人の声が、もとのメンバーの村上だったのではないか?と証言するリーダーの高木。

その後、村上の死体も見つかる。

 

そして、政治家の二代目への、政治から手を引け、父親の後を継ぐな、政治に関わると殺す…と言うような内容の脅迫事件。

 

最上達、SUCのメンバーが調べて行くうちに、二つの事件が過去の彼らと繋がっている事が分かる。

 

果たして、拉致事件の真相は?殺人事件、脅迫事件とどんな関係があるのか?って大筋。

 

面白かったんだけど、正直に言うと、前回の流れの方がドキドキしながら読んだかな。

今回はもしかしたらこの人が犯人なのか?と思われる伏線たくさんあるんだけど、妙に話が長々と引っ張られて途中からイライラチュー

動機にしても、私からすると殺人犯人になれる人は、相当意志が強くないと無理だなって感じね。自分だったら逃げ出す事だけ優先するわ爆  笑

 

そして、前回の作品でも思った事がもう一つ。

おいしそう~な食事のシーンが多いのよ。グルメって言うより、とにかくどどん!とお腹一杯食べちゃいましょう!!的な。

牛丼とか、ハンバーグとか、夜中に読む事はお勧めしません☜私なんて寝る前が読書時間なのよね。もうお腹がすいちゃってすいちゃっててへぺろ

 

楽しく読めたのでメンバーのあと3人の目線からのも、期待したいなって作品。