ローラー幅と同じ0.7mmアルミ板を使って前後のスプロケットを作ります。
チェーンのピッチをキット部品のスプロケットの直径を参考に円周上にピッタリ合わせるには面倒な計算が必要ですが、最終的には百分の数ミリ程度の誤差に収めて半径を割出して円を罫書きました。
円周上にピッチの数値でポイントをしるし、細い針で突いて目印にしてから0.4mmのドリルから段階を経て穴を大きくします。
ドライブ側の小さい方は既に完成、ドリブン側は穴開けが終わり座繰り処理もしています。
これからニッパを使って切り出します。
チェーンとの噛み合いがスムースになる様に若干のヤスリ掛けと噛み合いの際の引っ掛かりを防ぐため、刃先を両側面から斜めにヤスリを掛けています。
前後共噛み合いはピッタリ、駒離れもスムーズです。
ドリブンスプロケットに肉抜きの穴と取り付けボルト穴を開けました。
ハブ部品の造形の関係でボルト位置が若干内側になった以外は長さ、大きさ共にピッタリに出来上がり、チェーンはこの時点で完全に繋ぎました。
ドライブスプロケットのシャフト穴はもう少し後で開けることになります。





