応援ありがとう | 祖母、南タカ子<下杉正子

祖母、南タカ子<下杉正子

思い出と、今と、これからと。



リハビリ施設に、転院した兄とは、時々メッセージのやり取りをしている。


いつもとっても短文の返信がやってくるが今の兄はそれが精一杯なのだろうと察している。


お嫁さんが先日面会に行ってきたそうでその時の様子を聞かせてくれた。


「お兄ちゃんすごい痩せたよ!早くここから出たいと言っていたよ。」と。


私も入院の経験があるから、そこから一日でも早く家に帰りたいと思ったことを思い出した。


兄を応援しながら描いた絵を添付した。


兄からすぐに返信が来た

「応援ありがとう」と。


絵というのは、みんなに伝わるように描くことも大切だろうけれど、誰か一人の心に向かって描くことが、人の心をつかむものになるのかなぁとぼんやりと思った。


兄が、一日でも早く家に戻ってくることを願って、兄を応援している。