※続き


そして



「先生達にも
他の生徒さん達
にも
ご迷惑をおかけします

今日は
うちの馬鹿を連れて
帰ります

本当に
ご迷惑おかけしました」



最後に

教師達に

深々と

頭を下げ

Sを連れて


職員室を後にした



父親の車に乗るまで
終始無言で

車を見つけると


ドスの聞いた声で


「乗れ」



一言だけ言った



アァ

今日は
殺されるかもしれない…………



ビクビクしながら

車に乗る







終始無言

何故か

父親が経営する会社まで連れて行かれ

「会議室で
大人しくしてろ」



と言われ

ビクビクしながら

会議室で

待つことに


しかし

いくら時間が過ぎようとも


父親が

来ない


そんな事を考えていた時

会議室の扉が開いた

親戚の兄ちゃんの
テツ君だ



「よー
馬鹿タレ息子ぉ~

お前何かしたんだって?

社長

笑ってたぞ


まぁ昼だし

メシ食い行くぞ」



と言われた



父親が
笑ってた?


意味がわからん………


殺されると思ってるのに………



とりあえず


テツ君に着いて行き
近くの中華料理屋に
行った



実は
この中華料理屋の大将は

昔は愚連隊の頭を張り

ヤンキー漫画みたいに
毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日毎日
喧嘩ばっかりしてた らしい


Sの父親も似たようなもので



初めて


父親が

中華料理屋に行った時


すっかり意気投合し
それからと言うもの
お互いの
家族ぐるみの付き合いになっていて

大将と父親は

兄弟とか言い合う

訳のわからん間がらになってた



しかも

中華料理屋なのに

地元では

ちょっとした
顔役………



どんなんだよ

( ゚∀゚)、;'.・ ガハッ


テツ君に連れてかれて
店に入ると

奥さんが

「あら

Sちゃん

今日学校休み?」


と聞いて来た

この奥さんも

太陽みたいな笑顔をする人だ


ちょっとバッツが悪くなるS

頭を下げ

席に着く


すると


厨房から






続く
※続き


その日は

かなりSは機嫌が悪かった


授業中

クラスメートの喋り声がウルサい

と言うだけで


机を蹴り上げた


教師に
「お前
何してんだ!!」


教師がガナルと


「どいつもこいつも
うるせーんだよ!!」



声を張り上げた

「気に入らんなら
帰れ!

馬鹿タレが!!」



Sは

教室の扉事

蹴り倒し

廊下に出た


「オイ!!

何してんだ
お前!!」


他の教師共が

教室から

ゴキブリみたいに出てきた


「どういうつもりだ」
「お前何考えてんだ」
「職員室に来い」


教師達に囲まれ

Sは

教師に捕まえた瞬間



「触んじゃねー!!」


Sは声を張り上げ

暴れた




たかだか

中学一年生


大人4人に取り押さえつけられ


身動き取れなくなった


「離せえぇ!!

触んじゃねえぇ!!

殺す

お前等

全員殺したるでなあ!!」



身動き取れない状態で

Sは

錯乱し続けた

そしてそのまま


職員室に連行された


職員室で

教師に抑えられたまま

生活指導の教師に

「お前
自分が何してんのか

わかってんのか?

どーゆーつもりだ 」
何を喋りかけられても


Sは

ひたすら口を閉ざした

「お前が喋るまでは
今日は帰さんからな」


教師とSの
変な我慢比べが始まった


途中

しびれを切らした
Sを抑えつけていた
教師は

「S
お前
もぉ暴れないか?」


と言った


Sは

頷いた


そして
解放され


教師達に

「帰るわ」




つぶやいた





しかし

教師達も帰す訳には行かず


結局


家に電話され

たまたま居た

父親を呼び出された


父親は

教師を見るなり

「うちの馬鹿が
スイマセンでした」


深々と頭を下げた


Sは自分のせいで
頭を下げる父親を見て


申し訳なさ
いっぱいで

悲しくなり


涙が出そうになった



父親は

散々
教師に
Sの注意を聞かされ

その度に頭を下げた


そして










続く
※続き


親父は

なだめる様な
目でSを見た


「いや

学校が何か面白くなくてさ」

Sは

ボソッと言った

「ヒデとは最近あんまり遊んでないのか?」



ヒデ?

あのクソ野郎…………





そっか

考えてみれば


ハヤは今日
ヒデの取り巻きから
助けてくれたんだっけ…………




どうでもいいや


ヒデもハヤも

同じクソ野郎だ


俺の敵には
かわんねぇ



そんな事を考えていると

「同級生の友達とかは
出来たか?

なあ



若い時に作る友達は
ずっと付き合ってく
いい仲間だぞ


まぁ
無理に作っても意味ないがな


まぁ

中学校生活を謳歌しろよ」




と言い


父親は

屁をこき放ち

リビングに向かった



「友達
仲間

いらねーよ

全員敵だよ」

Sは父親の背中に向かって
小さく小さく
一人事をつぶやいた


Sは部屋に戻り

考えた



明日から
ハヤ軍団
ヒデ軍団
から

的かよ




Sは

布団でゴロゴロしながら
考えていたら


いつの間にか


眠りに落ちていた




そして朝を迎えた

Sは父親の事務室を開けた


父親の机から
何種類もあるナイフの中から
折りたたみナイフ2本を


両方のポケットに
一本ずつ入れた



フウと

ため息を付き

Sは学校に向かった


校門には
生活指導の教師が
立っていて


挨拶運動をしていた


校門をくぐり抜け



自転車置き場に
向かうった


すると

裏門の方から

軍歌が流れて来た





と思い

軍歌の方を見てみると



カセットラジオを
自転車のカゴに入れ
軍歌を全開で鳴り響かせてる奴がいた







ハヤだ


( ゚∀゚)、;'.・ ガハッ


不覚にも
思わず笑ってしまった




ハヤは



Sを見つけると

一目散に

向かって来た



「Sちゃん


おはよー」


昨日の事なんて

何も無かったかの様に

ニコニコしてやがる

「何だお前?

うぜーよ」

Sは

綺麗に並べてある自転車を蹴り倒し


校舎に向かった








続く