前回のブログに書いた雨穴(うけつ)さんの「変な絵」を読み終わりました。
一言感想は・・・
とても面白かったです
ミステリー小説ですが、今までに感じた事のない面白さを感じました。
ある男性のブログから物語は始まるのですが、そのブログがある日突然、終わりを迎えてしまうという
内容であり、一見無関係に見えるエピソードが最後にこんな風につながるんだという凝ったストーリー。
ハラハラドキドキする展開も多く、ページを繰るのが止まらない感じです。
ただ、面白いのですが、あまりにも現実味に欠けるのは否めない。
トリックを考えるために作られた物語感が強いですね。・・・
いや、江戸川乱歩だって、横溝正史だって、全然現実味に欠ける作品ばかりですが、
なんかその現実味に欠けるという事とはちょっと意味合いが違うような。・・・
人物描写がどうしても薄く感じるのはしょうがないかもしれません。
けれども、YouTubeが面白いので、しばらくは雨穴さんにはまりそうです。