これは私が実家暮らしをしていた時の話です(ほん怖風😄)。兄たちは独立してすでに家を出ていて、当時は両親と私の三人で暮らしていました。
その晩はカニ鍋をしていました。父はいつもの通り晩酌をしていて、だいぶ酔いも回っていました。食事を始めてしばらくして、今まで使っていた調理鋏が見当たらなくなりました。カニの脚を手で割ることもできるけれど、やはり鋏がないと不便です。カセットコンロの下を覗いたり、コタツ布団を持ち上げたり、母は台所に戻してしまったのかと探しに行ったりしたけど、見つかりません。仕方なく食事を続けるのですが、やはり「鋏があればいいのに」となって、私も父も立ち上がって行って、台所を見て回ったりしました。それでも調理鋏は見つからず、不便な思いをしながらも、カニ鍋の食事は終了しました。父は酔いが回って寝床に入り、私は二階の自室に戻っていました。母は後片付けを終え、お風呂に入りました。しばらくして風呂から上がった母が二階に上がって来て、私に「鋏どこにあったの?」と聞くのです。「えっ、知らないよ?」と言うと、母が浴室から出たら、調理鋏は炊飯器のすぐ横に置いてあったので、私が見つけてそこに置いたのだと思ったそうです。そこで二人して父の所へ行き、うたた寝状態の父を起こして鋏のことを聞くと、父も「知らない」と言います。
炊飯器のすぐ横というのは、みんなが探し回っていた時には何度も確かめた場所で、絶対その時その場所に鋏はありませんでした。母は台所で洗い物をしていたので、そのとき調理鋏がそこにあれば気づいたはずです。でもその時そこに鋏はなく、浴室から出て来た時にそこにあったので、私か父が見つけて置いたのだと思ったのです。でも父はその時寝ていて、私は二階にいたのです!
いったい調理鋏はどこから出て来たのでしょう!? 一番あり得る話は、父が酔っ払って鋏を見つけて台所に戻したけど、それを忘れているということです。しかしそこまで泥酔してはいなかったと思うのです。それとも父か母のどちらかが嘘をついているか。でもそれもありそうにありません。あるいは、わが家には誰にも見つからずに密かに住みついている人間がいたとか(天井裏の住人?)😲。でもこれが一番あり得なさそうな話です。そこまで広い家じゃなかったし😁。
これはいったい何だったのでしょう? 自宅で怖いことが起こると困りますよね😓。逃げ場がないから。どういう訳だかこの出来事にあまり怖さは感じなかったのですが、未だに謎の出来事として記憶しています。