どんなもんだい
暑いですね!


ヘルキャット
さて、前回日本製とシンガポール製が揃ったヘルキャットです。
楽しい金型比較をやっていきましょう。
まあヘルキャットに関しては日本製もシンガポール製も同一の金型だろうという予想はずいぶん前からしています。
組済み品なら比較したことがありますからね。
今回揃えたヘルキャットは、右の日本製の方が発売初期の個体になります。
パッケージ表記や付属のカタログを見るに間違いありません。
という事は最初日本製で生産されていて、後に金型がシンガポール工場に渡ったのかな?

右ボディ装甲パーツには製造国の刻印がある関係で、以前の組済みでの比較ではこのパーツを用いました。
今回はランナー状態で比較出来るゾ。
製造国が刻印されてるランナータグは当然改修されてますが果たして?
それにしても各パーツエッジがカッチリとしていて実に綺麗だ!
旧ゾイドでは日本製の個体の方が海外製より質が良いとよく言われますが、この様に物によってはそうでもありません。
海外製でも質の良いゾイドはあります。

イボの様な特徴的なポツポツがありますね。
プラモデルの金型は職人さんによって手作業で調整がされる物です。
パーツ裏面は特にその痕跡がよく見えます。
これはどう見ても同じ金型で製造されてますね。

ピン跡のすぐ脇に1ポツ。
まったく同じですね。
やはり日本製シンガポール製、どちらも同一の金型で製造されていると見て間違いないでしょう。

素晴らしきかなゼネバスレッド。
こちらも当然ランナータグ部分はそれぞれMADE IN JAPANとMADE IN SINGAPOREの刻印がされています。

数字の6が面白い歪みかたをしていますね。
1も妙に小さいし。
番号周辺の細かなキズもまったく同じ。
これを見るに、赤いパーツも同一の金型で生産されているのがわかります。

ここに来て違いを発見!
ボディフレームパーツの矢印のところ。
棒状のリブみたいな物が造形されているのがわかりますでしょうか。
これ、日本製のパーツにはありますがシンガポール製のパーツにはありません。

金型は同一なハズです、しかし違いがあると言うことは何処かのタイミングで金型に改修が入ったと言う事。
先に書いた通り、このヘルキャットは日本製の方が先に生産された個体です。
と言う事はこのリブの様な部分は不要なので削除されたという事になります。
不思議だ、こういうリブみたいなのは強度を増すためとか、隙間を調整するためとかの目的でだいたい「追加」される物だと思ってました。
「削除」される場合もあるのか…。

前脚と後脚をつなぐリンクパーツ。
ゼンマイゾイドにはよくあるパーツですね。
パーツ番号に注目!R6とL4、何故か書体がまったく違う笑
左右対称のパーツなのに!
パーツ番号の書体は製造国を特定するポイントとして見たりするので、こんな事されちゃ困るぜ笑
という訳でヘルキャットの金型比較でした。
ボディフレームパーツのリブに関してはもう少し調べたいなあ。
手持ちの組済み個体を確認しましたが、やはり日本製にはリブがあります。
後に生産された新世紀版や月刊ゾイグラではリブ無しですもんね。
やっぱ削除された部分なのか…。
新しい発見と新たな謎。
楽しいねぇ。
ではでは。