すっごいやつなんだぜ!!
どもです。

リアライズモデル アイアンコングが出るゾ出るゾ〜!


1984年 漫画 ゾイド(おちよしひこ版)
月刊コロコロコミック本誌連載版が揃いましたのでご紹介。
記念すべき最初のゾイド漫画!
大型新人と紹介されている通り、おちよしひこ先生の最初期の作品となっています。
おち先生の作品といえば「GO!GO!ミニ四ファイター」「スーパービックリマン」。
それからてれびくんの「スーパー戦隊シリーズ」のコミカライズとか!
多大な影響を受けたホビー好き兄貴姉貴も多いのではないでしょうか。
そしてこの漫画ゾイドも我々ゾイダーには大変重要な作品となっています。

この「ゾイド創世記」はコロコロ本誌ではなく、1984年コロコロコミック夏休み特別増刊号に掲載された読切作品を指します。
そして厳密に言うと「最初のゾイド漫画」はこっちの読切版。
今回の本誌連載版は「創世記」掲載の夏の増刊号発売から2ヶ月ちょっと後の月刊コロコロコミック1984年11月号から始まりました。
読切版と連載版は近い部分は多々あるものの、作品としての繋がりはありません。

主人公は地球人の少年ジョー君。
物語開始時点で既に地球人達はヘリック共和国軍と協力関係にあり、共にゼネバス帝国軍と戦っている状態にあります。
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ある日、ジョーは巨大二足歩行恐竜型ゾイド“ゴジュラス”を目撃する。
ゾイド星人達が言うには「ゴジュラスは共和国軍最強のゾイドだが、パイロットを受け付けないので放置している」との事。
そんな時、味方の基地がゼネバス帝国軍の襲撃を受けた連絡が入る。
ジョーは共に戦ってもらうため、単身ゴジュラスの下へ走るのだが…
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本作の特徴として「極初期ゾイドの設定」が描かれている事があげられます。
特に重要なのがゾイド星人の設定でしょう。
かのHISTORY OF ZOIDSよりも前に描かれた本作でのゾイド星人は、いわゆる「トカゲ人間」なんですね。
地球人と同じヒューマノイド型宇宙人ですが、鱗のある肌で身体が覆われています。

トカゲ人間設定は本作以外ではキットの箱裏等一部の資料でしか見ることが出来ません。
HISTORY OF ZOIDSにてゾイド星人は地球人と変わらない姿で描かれるようになり、トカゲ人間設定は消滅する事になります。
現在では「実はゾイド星人は元々地球人」なんて驚きの設定も生まれている訳ですが、長いゾイドシリーズの歴史を感じますね。
そして暗黒店長はトカゲ人間は大好きです笑

それが「共和国軍と帝国軍でゾイドの操縦方法が異なる」という物。
もちろんゾイドにはコックピットがあるので、パイロットが乗り込んでレバー等を操作するのですが…

そう本作のゴジュラスは喋ります笑
いや、考えてみれば漫画作品に登場するゾイドって度々喋りますね。
プラキットすら喋ってるわ笑
じゃあ本作のゴジュラスが元祖喋るゾイドになるんでしょうか。
話を戻しますと…
言うことをきかないゴジュラスを戦力とぜず放置している辺り、ヘリック共和国軍はゾイドとパイロットの対話や信頼関係を重視した操縦方法を取っている事が見れとれます。

コントロール装置なる機械を使って奴隷の如く無理矢理従わせる方式を採用しています。
これ、ゾイドワイルドZEROの「進化ゾイド・兵器ゾイド」の設定を思い出した方もいるのでは?
シリーズ最古の漫画作品と最新のアニメに共通点があるなんて面白いですね。
また、ゾイドの扱いからも察せる通り、本作では共和国=正義・帝国=悪の勧善懲悪様式が取られています。
ゼネバス帝国兵は言動も荒っぽく、明らかに悪人ヅラ笑
そして、このゾイドに対する考え方の違いが、物語最後の驚くべき展開に繋がります。

今回はコロコロ本誌連載版でしたが、創世記と同じく増刊号に掲載された作品が他にもありますので、そちらもいずれ紹介出来たらと思います。
ちなみに後年、おち先生は宝島社の80年代ホビーを扱ったMOOK本にて当時を振り返る漫画を描かれています。
↑のトカゲ美女はその際に描かれた物。
もえね〜とありますが、店長は大好物です笑
ではでは。