振り返れば はるか遠く
どもです。

暗黒店長はゲーム情弱ゾイダーなので馴染みの薄い機体ではありますが、PSゾイド2でちょっと使ったことあるぞ!

さて、今日は前回ちょっとだけ触れたタイ製金型問題について。
新しいゾイドがドンドコ展開されてる時にこんな話をするのもどうかとは思いますが。
界隈が盛り上がれば、過去のゾイドの復刻を期待したくなるのもゾイダーの性。
そうなると避けては通れない部分でもあります。
この過去に囚われたゾイダーにどうかお付き合いを。
そもそもタイ製金型問題とは…。
解説させていただきます。
1999年以降に展開していたいわゆる新世紀ゾイド。
当時のキットは多くがTOMY(現タカラトミー)のタイ工場にて生産されていました。
基本的に電池とモーターで動くタイプのゾイドがタイ工場で生産せれていたと覚えて下さい。
ゼンマイ駆動のゾイドに関しては中国の工場がメインでした。
タイが電動、中国がゼンマイ。
幾らか例外はあるのですが、概ねこのような生産体制が取られていました。

2011年、タイでは平成23年台風第8号の上陸から始まる大規模な洪水が発生。
この時、タカラトミーのタイ工場が大きな被害をうけた事がニュースになっています。
そしてこの際「多くのゾイドの金型が失われたのではないか?」という疑惑が生まれました。
これがゾイドファンの間で長年語られ続けているタイ製金型問題という訳なのです。
ここで勘違いしてはいけないのが「ゾイドの金型が失われた」なんて報道はされていないという事。
当たり前のことですが、タカラトミーはゾイドだけ作ってるメーカーではありませんからね。
タイ製金型問題はあくまでゾイドファンの間で語られているだけの噂話、通説。
都市伝説とも言えるでしょう。
サブカルチャー、オタク文化にはありがちな話です。
ところが、この話を「単なる面倒なオタク共の言い出した戯言」とはしておけない事態が後に発生するとこになりました。

従来のゾイドに追加パーツを加えた新シリーズ。
ノーマル機としても組むことが可能なため、実質復刻販売とも言える物でした。
そんなタイ洪水被害の後に発売された4種のゾイド。
そのラインナップが問題となります。
特にジェノリッターとストームソーダーFS。
先程、ゾイドの生産は
「タイが電動、中国がゼンマイ」
と書きましたが、ジェノリッターとストームソーダーFSのベース機であるジェノザウラーとストームソーダーは、電動ゾイドでありながら珍しく中国生産のゾイドだったんです。
つまりゾイドオリジナルで発売された4種は全機が元々中国生産のゾイドで、タイ工場に金型があったと思われるゾイドは一機も含まれていなかった訳です。
これでタイ製金型問題に僅かながら信憑性が出てきてしまった訳ですね。
まあ、とはいえですよ、公式発表なんかが無い以上、真相については未だにわかりません。
タイ金型問題はやっぱり噂話、通説、都市伝説のままです。
ゾイドオリジナルにしても、たった4種で展開が終わってしまったシリーズなので、疑惑を裏付けるには如何せんサンプル不足と言わざるをえません。
例えばもう少しシリーズが続いて、タイ製ゾイドが全く出ずにライトニングサイクス辺りが発売されてたとしたら「あっ…(察し)」となったかもしれませんがね。
(ライトニングサイクスも電動ながら中国製のゾイド)

さてさて、ではここからはもしものお話。
仮に本当にタイ工場にあったゾイドの金型がダメになっていたとしたらを考えます。
どれくらいのゾイドの復刻が絶望的なのか。
ゾイドファンにとってどれほどの被害なのか、洪水以前に発売していたタイ製ゾイドを見てみましょう。

2009年にリバセンシリーズにてクリムゾンホーンが発売しています。
もちろん生産はタイ。
金型が失われたとすると、レッドホーン系ダーク・ホーン系は全滅となりますね。
また、限定品ではありますが、暗黒仕様ディメトロドンも同年発売です。





