キャベツはどうした
どもです。
急に冬に逆戻りですね。
金曜日は雪まで降りやがって。
皆さんも体調管理に気をつけましょう。
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_302.jpg)
今日はアイアンコングの金型について見てみましょう。
傑作ゾイドの呼び声高い名機の中の名機。
そんなアイアンコングにも金型の改修が見られます。
店長所有の未組みコングは金型改修前の個体。
言わば初期アイアンコングです。
付属カタログから推察しても大変貴重な発売直後の品だと思われます。
レア度・★★★★★
アイアンコングの脇の辺りに使用されるY字型のパーツです。
上が初期、下は金型改修後。
写真右側の二股になっている部分に違いがあるのが分かります。
どうも強度を増すための加工に見えますね。
せっかくのディテールを潰してでも改修する必要があった訳ですから、初期の形状では余程強度に問題があったのでしょうか。
では金型はいつ頃改修されたのでしょうか。
アイアンコングMk-Ⅱを見てみましょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240225/14/16439/90/54/j/o1080081015405813744.jpg?caw=800)
どうでしょう、既に改修されているみたいですね。
アイアンコングMk-Ⅱの発売は、ノーマルコング発売の約一年後です。
発売して一年の間に強度問題が発覚、改修に至ったのだと思われます。
もちろんこの後に発売するMk-Ⅱ量産型や、新世紀版のアイアンコング系ゾイドは全て改修後の金型で生産される事になります。
もっと明確な改修時期を特定するには、Mk-Ⅱ発売前のノーマルコングをしらみつぶしに探すしかない
ですね。
難易度高ぇなあ。
さて、アイアンコングといえば腹部の改修も有名ですね。
左が旧コング、右は新世紀のEZ版。
使用する電池が単3から単2に変更になったことから改修されました。
これのせいで新世紀コングはメタボ扱いされたりしますね笑
改修時期は旧と新世紀のちょうど合間。
90年代の海外展開の時だとされています。
90年代の海外ゾイドにはTECHNOZOIDSとZOIDS2がありますが、先に発売したZOIDS2版で改修されたと見られています。
ご覧の通り、メタボコング。
まあこれはこれでゴツくてカッコいいと思いますよ店長は。
それにしてもカッパーメッキがギラギラだ。
これぞ店長大好きZOIDS2よ。
疑問なのは何故に電池の種類を変更したのかですね。
アイアンコングは動力とは別に発光ギミック用に単3電池も使用するので、統一したほうが何かと手間が省けると思うのですが…。
他にもアイアンコングは右肩のミサイルランチャーの弾の形状等、金型改修が多いゾイドです。
という訳でアイアンコングでした。
今回自分で思っていたほど組立済みのコングが手元になかったり、Mk-Ⅱは持ち運ぶだけでヒヤヒヤしたりで大変でした。
アイアンコングの金型はよく観察すれば更に違いが見つかりそうなので、今後また紹介するかも知れません。
皆さんも手持ちのアイアンコングを確認してね。
ではでは