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皆様にお役に立てることがあれば幸いです虹

私が登石麻恭子先生の個人的ファンで、ずっとお願いして主催して参りましたホリスティック占星術講座も、11月19日に開催します「キロンの自然療法」編で、ひとまず一段落します飛び出すハート

上記の書籍を、Chiron(キロン)のことを少しでも前もって知りたくて入手し、何度かキロンを読みました。

昨日発信させていただいたメルマガ118号と重なる内容なのですが、「占星術と神々の物語」から、自分が理解できた範囲で抜粋して、更に短くしたのが以下になりますニコニコ

 

小惑星Chiron(キロン)は、発見時にギリシャ神話に登場する賢者ケイロンに因んで命名されました。賢者ケイロンはペリオン山の洞穴に住み、薬草を栽培しながら病人を助けて暮らしていました。ケイロンは天文学(占星術)、医学、数学などの知識を持っていて、その専門知識は、神々にも敬意を払われていました。彼は多くの優秀な弟子も持ち「聖なる戦士」になるよう鍛えあげます。医神アスクレピオスには医術を授け、英雄ヘラクレスには武術を授けました。そんな賢者ケイロンですが、自身の人生の最後を非常に特殊な形で迎えます。前述した英雄ヘラクレスがペリオン山に立ち寄り、宴が始まったのですが、宴は酔っ払いの乱闘に変わってしまいます。ヘラクレスは毒矢で宴に参加している他者を射始め、叫び声や闘いの音が、洞窟の中で瞑想していたケイロンの邪魔をしました。ケイロンが何かと思い洞穴から外に出た即座に一本の毒矢が彼の足(踵あるいは腿)に当たってしまいます。ヘラクレスは師でもあり旧友でもあるケイロンを負傷させてしまったことを悲嘆しますが、後の祭りです。それは魔法の傷であり、偉大な治療者ケイロンでも、傷を治すことはできません。生きることに疲れ果ててしまうほどの耐え難い痛みなのです。長い間、達観して生きてきたケイロンですが、不死に生まれたにもかかわらず、人間同様「死ぬこと」を望みます。そして、最後のときでさえ、人類に計り知れない恩恵をもたらす取引をオリンポスの神々と結びます。神々に背き人類の味方となったプロメテウスが、ゼウスの命令で山頂の岩に縛りつけられていました。プロメテウスの解放には、不死の神々の一人が死んでハデスのところへ降りて行くことが条件でした。どの神もそれを望みませんでしたが、ケイロンは自ら望んで、ハデスの住む地下世界へと進んで入っていき、死を選び、傷の痛みから解放されます。そして、人類の救世主と言われるプロメテウスが地上へ戻ったのでした。

西洋占星術の起源─古代ギリシャの占星術

 

さて、ケイロンの治療法は、主に食事に基礎を置いていたそうです。医神アスクレピオスの寺院(その内の二つはいまだ残っていて、一つがエピダウロス、もう一つが医学の父ヒポクラテスの活躍したコス島にあります)の神官たちは、その昔、治癒の見込みのある者に断食&瞑想を課し、そうして準備が整った者に浄化の儀式が授けられたそうです、その後、寺院の境内で眠りにつかされ、寝ている間に受けた処方の啓示を行う、こんな治療だったそうです。キロンは、実は正統派かつ先進的な治療よりも、代替的な治療に関連しているようです。キロンの発見時は移植術が発展し、人間の寿命を延長していきました。私たちは自分たちの命を、技術に依存する側面を発達させました。その一方で、別の興味深い体系が現れます。それが「ホリスティック・ヘルス・ケア」です。現代科学では対処しづらい問題にホリスティック医療が台頭しはじめます。1977年のカイロンの発見時、ホリスティック医療の従事者は、ごく一握りしかいず、カイロプラクターもごく少数でした(カイロプラクター(chiropractor)という語は、言語学的にChironと関連。Chironは「手」を意味します。「カイロプラクティック」は、手を使って医療を実する人を示しています)。興味深いことに、カイロプラクティックは、ダニエル・パーマーによって開発されますが、ダニエルは当時51歳、キロンが出生図の位置に回帰してくるキロン・」リターンのときだったそうです。1980年初め、鍼灸師や自然療法医のようなホリスティック治療者の台頭があり、今日では、マッサージ療法は非常に人気の分野となっています。

 

日本のホリスティック医療の潮流を起こされたのは、帯津良一先生。

帯津先生もキロンの影響が濃そうな気がします(笑)爆  笑

人生を悦びに変える 波動とエネルギーのレシピ: 大ホリスティック医学 量子力学的自分発振

 

ケイロンが救ったプロメテウスは、天から神聖なる火を盗んでくれたので、人間は暗閣の中で生活する必要がなくなったと言われています。また、人類に創造性を与え啓蒙もしました。さすが、偉大なるケイロン!!

 

登石先生の講座のときにも、少し解説があるかと思います、キロンの約50年周期「キロン・リターン」。前述したダニエル・パーマーはキロン・リターンの時期にカイロプラクティックの技法を開発しています。最後に、私・中村裕恵が医学部時代に大きな影響を受けた、西洋において自覚的に死んでいくという考え方の先駆者となったエリザベス・キューブラー・ロス(「死ぬ瞬間」の著者)は、牡牛座の始まりにいるキロンを持って生まれているそうです。エリザベスはまさにキロンの発見の年にキロン・リターンがきて、ホスピスの仕事が本格的に始まったそうです。

私は医学生の時に名著「死ぬ瞬間」に出合い、上智大学内にあった「生と死を考える会」に入って、当時、教授でいらしたアルフォンス・デーケン先生の講義を聴きに通ったり、音楽療法の存在を知って、医療の在り方を考えました看板持ち

死ぬ瞬間―死にゆく人々との対話

 

小惑星Chironのことを、今度の日曜日は私も更に知って、皆様にお伝えしていますホリスティック医療「自然療法」を、今後もお伝えしていきたいと思っています♡

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一緒に、キロンという小惑星のこと、キロンの自然療法を学びたいというかた、ぜひキラキラ

当日参加されても、できなくても、アーカイブ視聴をお送りいたします。

 

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