ニュートン | 竹井良オフィシャルブログ「無印「良」品」Powered by Ameba

ニュートン

皆さん、ニュートンって雑誌知ってますか?

赤い雑誌ですね。コンビニでも売ってたりします。


科学情報マガジンなのですが、これホントに面白いんです。


子供の頃、宇宙や空に興味があったので、よくニュートンで特集していた事もあり、定期購読までしちゃってました。(ちょっと変わってたのかも・・・)

そういう事もあって理系に進みたいとも思いましたが、科学にかかせないのが数学・・・

数学は4点を取るくらい(笑)苦手だったので高校では文系に行ってしまいましたが、今でも一般教養として読んだりするのは好きなのです。


自分もいつの頃からか、ごく周りの事で精一杯でそういう興味からしばらく遠ざかっていましたが、また最近読むようになりました。


表紙のタイトルを見ると、特集が「相対性理論」や「数とは」だったり、あまりに難しすぎて敬遠してしまいますが、実際は多岐に渡って色々な事が書いてあります。宇宙や地球、古代の遺跡の事、動物の話など人間の研究している、ほぼ全てのジャンルを網羅していて見ていて飽きません。

「音とは」なんて特集も以前にありましたが、これを知る事は、ただ音楽だけの勉強ではなく、音という根源的な意味を知る事で音楽の考え方も変わり、科学とはただの知識だけではないと再確認しました。


科学とは、結局人間が関わる全てにおいての礎となる学問って事なのでしょうか。


この雑誌のいい所は、「科学的に正しい、が絶対ではない」というスタンスを保っていて公平な書き方である事です。

昔ホントに嫌だった教科書の様に、決して押し付けがましくありません(笑)

そして、イラストや写真などが多く目でも楽しめる点です。自分のようなさらっと知りたいタイプでも本格的に知りたい人でも楽しめるんです。


もちろん計算的な記述は読み流します!笑


今発売している、10月号の特集は「太陽、地球コネクション」太陽の活動が地球にどう影響を及ぼすかって事が書いてあります。そして初めてみた人でも分かるように、なぜ太陽が光を放つのか、なぜ朝・夕は空がオレンジになるのかなども記述してあり、なんだかワクワクしてきませんか??しない、かな?


でも実は、自分もそれで読んだというより次の特集の「犬と猫の進化の歴史」という記事がとても面白かったのです。犬も猫も元は同じ種。そして、犬類という一種で、とても小さい犬から大型犬までいるのは、本来自然界ではありえない事。ここ何百年(大昔から人間と共にいましたが)の交配によって、様々な犬種ができ、その結果、遺伝子的に弱かったり、噛み合わせが合わなくなってしまっているものなど、人間のした事の影響も書かれています。


後は、美しい虹の特集や偏狭の地の写真や、月の事、そして今上野で催されている古代ギリシャ展の事など、とにかく写真が美しいので、ぜひ見てみて下さい!



ただ科学というと難しく、いかにも機械的なイメージを持ってしまいますが、基本は音楽や美術と同じ、人間のロマンなんですね(ロマンって古いですか?笑)

今流行りのものや情報を知るのも楽しいですが、そういう人知の及ばない世界を探ってみるのも面白いなとまた最近思います。自分にとっては生活をちょっと忘れたい時の、ストレス解消雑誌です!


忙しいと周りの物や状況だけに囚われてしまって、こういう壮大な世界に生きているって事をつい忘れてしまいます・・・そう考えると、最近スピリチュアル的なテーマが流行っていますが(自分にはよく分かりませんが・・・)科学もしくは人間の学問・芸術は、全てそういう物なのかもしれません。



世界のあらゆるものは結局人間には分からないのですから。



哲学書や啓発本?を読むのももちろんいいですが、意外と科学雑誌も色々考えさせてくれます♪


ニュートンサイエンス総合情報

http://www.newtonpress.co.jp/