ここからは、今まで書いて来た少年を青年と書きます。
青年とワンちゃんが、会った自閉症の少年。
その少年は、自閉症の症状が進んで来ていた様で、
今では自分の部屋から出ないで、誰とも会話をしてない状態です。
母親とさえ会話に成らず、それを少しでも良くする為に
調教されたワンちゃんと一緒に暮らす事に成るのです。
青年は少年に話しかけますが、返事が有りません。
それどころか、青年やワンちゃんすら見る事をしません。
ただ自分の忙しなく動かしている指を見詰めているだけ。
青年は不安に成ります。
自分の大事な者と少年が上手くやって行けるのか。
ワンちゃんと少年たちの出発の時間です。
車に乗り込む、ワンちゃんそしてママさんと少年・・・。
最後まで少年は、青年や一緒に乗り込んだワンちゃんを見ること無く
車は、走り始めます。
青年は涙を流しながら、車が見えなく成るまで見届けました。
その晩、青年はベッドの中で朝まで泣き続けました。
本来ワンちゃんが卒業して行ったら、新しいワンちゃんを選んで
調教をして行かなければいけません。
深く結ばれた絆の青年とワンちゃん。
先生もその事はよく分かっていたので、
次のワンちゃんを無理に奨める事はしませんでした。
ワンちゃんの事だけを考えながら、過ごす日々・・・。
そんな時に1本の電話が施設に・・・・・。
きちんと調教された、あのワンちゃんが少年の言う事を聞かないと
そしてワンちゃんを返すとの、言葉でした。
青年はワンちゃんが帰って来る喜びと、同時になぜの疑問が・・・。
信頼出来るワンちゃんが、調教も万全のはず。
何が問題なのかを、考え始める青年。
そして青年が考え出した答えは、ワンちゃんと少年を一緒に
施設に来て貰える様に、先生に頼みました。
先生からの連絡で、ワンちゃんと少年とママさんが遣って来ました。
青年がワンちゃんの名前を呼ぶと、飛ぶ様に走りながら青年の所に
久々の再会です。
嬉しそうに喜ぶ、青年とワンちゃん。
そして青年から1つの提案が有りました。
青年が考えに考えた事です。
その考えた事は次回に・・・。☆-( ^-゚)v