1957年スウェーデンの白黒映画。
私はしらなかったんですが、イングマールベルイマンという有名な監督みたいです。
『処女の泉』とか。名前は聞いたことある。
人生のむなしさや孤独を、一人の老教授を通して、現実と非現実(白昼夢?)と悪夢を交錯させながら描いています。
ロードムービーでもある。
主役のお爺ちゃん教授の遺作でもあるそう。
お爺ちゃん教授が、なんかの名誉ある賞をいただき、その授賞式へ義理の娘と車で出掛けます。
ヒッチハイクで拾ってやった二組も乗せつつ、わかかりしひの懐古もしていきます。
くそまじめすぎて、婚約者?をちゃらい弟にとられた過去なんかも。
その過去のまさに不倫している様子を、こっそり草影から除き混みショックを受けるお爺ちゃん。
決して悪い人間ではない、むしろ良い人なんですが、気難しいというか降り幅が狭いというか。
不器用。
哲学的要素が強い作品でした。
好きな人は凄くハマると思います。
私は普通でしたw