ちょっと前に芥川賞直木賞が発表されましたが、私の一番好きな女性作家姫野カオルコが遂に遂に選ばれ大変嬉しくなりました。

多分三度目の正直?

この作家さん、20代半ばから後半にかけて凄く好きで読んでました。
ばかばかしいエッセイから真面目作品までどれも面白かった。

そしてエロい。
まあエロい。
官能小説ばりにエロい。
私は、小説のエロ描写が意外に苦手なんですが、この人のは好きだったなあ。

『変奏曲』だったかな。
姉と弟の禁断の愛を綴った話なんですが、これが一番好きで繰り返して読んでました。


あと、この作者の主人公は親に押さえつけられて育ったようなキャラクターが多くて、心理描写なんかに「分かる…(>_<)」と共感しなが読んでました。
主人公の気持ちがめちゃくちゃ分かるときがありました。

作者自身がそういう環境で育ったんだったかな、確か。

受賞作品「昭和の犬」だったかな???
久々に姫野カオルコ買おうかなあ。