book『交響曲第一番』

佐村河内守『交響曲第一番、闇の中の小さな光』を読みました。

佐村河内守は現代作曲家で、ここ数年凄く注目されてる作曲家だそうです。
↑プール仲間のおじちゃん情報。
NHKでドキュメント特集くまれたりもしたらしいから、ご存知の方もおられるかな。
ゲームに詳しい方なら、『バイオハザード』『鬼武者』の音楽を作った方と言えば分かるのかな？



この方の自伝です。
被爆二世。
母より幼少の頃よりピアノのスパルタ教育を受けます。
また謎の死ぬんじゃないかと思う程の偏頭痛や耳鳴りに子どもの頃から悩まされ、三十路になり耳が聞こえなくなります。
精神も病み二回の自殺未遂。
弟さんは二十歳のころもらい事故により事故死。



神＝運命だと気づくまで。
絶望の中に光を見いだすまで。


なんか苦労人の壮絶人生でした。
外見が長髪で（補聴器を隠すため？）サングラス（光により体調が悪くなるから）。
クリスタルキングとかのメンバーにいそうな外見です。
近寄っちゃ危ないオーラが出てて怖い…。

奥さんがこれまた素晴らしい。


数年前『交響曲第一番ヒロシマ』がCD発売され、クラシック界で異例のヒットとなり注目されはじめたようです。
ただいまこの交響曲をひっさげツアー中。
我が県にも来春来るから、見に行こうかどうか迷ってます。
ヒロシマ…絶対絶望的に暗いだろうし、私はそういう雰囲気に呑まれて引きずってしまうので、自分の精神が鬱っぽくなりそうで二の足を踏んでます。
まずはYouTubeで聴いてみようかなあ…。
ああコンサート気になる。