映画『かぐや姫の物語』

早速見てきました。
よく知らずに見に行きましたが、ほぼ原作を忠実になぞってありました。
最後じじばばが不老不死の薬をもらうくだりがなかったのと、現世での淡い恋が描かれていたのが違った点かな。

五人もの高貴な人物に無理難題を出すとかは、少々退屈でした（原作に五人出てくるから仕方ないけど）。
笑ってはいけないけど、一人ツバメの巣取ろうとして腰骨折の死亡は笑ってしまったww


かぐや姫の教育係りと側近その一がキャラ的に笑えます。
ジブリらしい。
あと、帝のあご！！！
なんで猪木みたいなあご…(￣・・￣)


じじ声はちいたけお。
遺作です。
なかなか良かった。
じじの間違った幸せ感がかぐや姫を袋小路に追い詰めます。
あの親心、分かるけど子供は迷惑なんよなあ…(￣・・￣)
うちの母親がこのタイプ(>_<)


ばば声の宮本信子は凄く良かった。
ばばがかぐや姫の良き理解者で救われた。



最後は本当にお約束通り月に帰るんですが、見事に泣いてしまいました(T_T)
我慢しようと思ったけど無理でした。
かぐや姫の気持ちを考えてというより、じじばばの悲しみを考えたら(T_T)(T_T)
他の方も何人か泣いておられました。



見終えた後、友だちと話すときもしばらく唇の端がプルプルしましたww
最後の余韻にいまでも浸れます。


水墨画みたいな絵も良かったし、高畑勲までも主人公空飛ばすか！とちょっと萎えた部分もありましたが、最後が凄く良かったので良しです。


相手役がもう少しかっこよかったら尚良いw

あの民謡みたいなの高畑勲作詞作曲？
すごいなー。


評判あまり良くないのかもだけど、あの最後に湧き出た自分の感情と涙に私は満足。