1993年ドイツアメリカの戦争映画。

スターリングラードは地名です。

第二次世界大戦で、ソ連邦のスターリングラードに送られたドイツ兵たち。
彼らの悲劇的な顛末を描いてあります。

戦争シーンのグロさでは『プライベートライアン』と同じ位かな。
終始が戦争シーンです。


衛生や食物状態が最悪な中で、肉体的にも精神的にも苦しむ彼ら。
そこへ追い討ちをかけるように、厳しい冬がやってきます。

一部の者たちは脱走をはかりますが…。


月並みですが戦争ってなんだろなあ…と考えさせられる作品でした。
腕や足がもげ、飢えと寒さに苦しみ、それでも国のために戦う。
人間が虫けらのように殺されていきます。


誰も助からなかったてのが虚しい…。
最後極寒の吹雪の中で、灼熱の砂漠の話を諦めたように笑ってしながら凍死していった二人…。
印象的な場面でした。


一人くらい助かって欲しかった…。
でも助からなかったのがマイナス評価には全くなりませんでした。
『プライベートライアン』より面白かったです。

主人公の若い兵隊さんイケメンでしたが、どうやら『戦場のピアニスト』で主人公を助けたドイツ兵役の方だそうです。