2008年おフランスのサスペンス映画。


ハラハラドキドキおもしろかった~!!
サスペンスだけど単純明快で私でも分かるし。


平凡なラブラブ家庭。
若き妻リザが殺人容疑で逮捕されます。
それは冤罪なんですが懲役が確定し、夫ジュリアンは妻を脱獄させ幼い息子と共に海外脱出をはかる計画を練ります。


ほんと。すべて彼女のために。
この一言。


テンポよく次々と話が運んで、常にハラハラドキドキさせられます。
うまくいってくれ~!と何回祈りながら見たか。


鏡に映る犯罪者のような自分の姿を呆然と見るジュリアンとか、不可解な冒頭シーンへの繋げ方とか演出もうまいなあと感心しました。


父親との別れもウルウルしました。



3歳位の息子がいい子過ぎて無理あるけど可愛いw
父親の真似して壁に落書きはほのぼのしました。


あと公園の奥様の意味…w
他にも細かい突っ込み箇所はありましたが野暮かなw



「脱獄は簡単だがその後が大変」。
この言葉が重い。
あの脱獄が簡単?!
それより大変なこの先って…。



これ『愛のために撃て』の監督らしいけど、この方独特のカラーがあります。
私が苦手なおフランス映画によくある抽象的なモヤモヤ感無いし、邦題も二作とも洒落てていいし、他のも見たくなりました。
他にも作品あるのかなあ。



常にハラハラしっぱなしで見たから心臓に悪いけど、皆さん機会があれば一度見てほしいなあ。
『この愛のために撃て』も良かったけど、今作(この監督の長編デビュー作らしい)の方が私は好きです。


ラッセルクロウ主演で、ハリウッドリメイクもされてる模様。


あ~面白かった(*^o^*)