『千と千尋』以降、ジブリ新作が公開される度にいつも同じ友だちと見に行きます。
今回も勿論その子と。


夏休みだしジブリだし八割お客さんが埋まってました。
田舎の映画館では珍しいです。


戦闘機設計に全てをかけた男性の物語。
結核に侵された女性との恋愛も綴られます。


一言で感想を言うなれば。
大人のジブリ。


これにつきます。

チュッチュッチュッチュッ何回キスしてるんだかw
「好きだよ…」
「綺麗だよ…」
「愛してます…」
新婚初夜に新妻が「来て…!」
他にも沢山。
見てるこっちが恥ずかしい(^_^;)
私もこんな夫婦になりたいww

コクリコ坂の時も思いましたが、ちびっ子は面白くないと思います。
コクリコ坂よりももっと大人な感じです。


最近のジブリは、現実から夢へドッキングするような手法が多い気がしますが、ちょっと苦手…。
景色なんかは凄く綺麗でした。
特に緑。


地震のブオォォン…という地響き怖かったです。
東北の震災とどうしてもかぶってしまうし…。


主人公の声役庵野さん。
素人丸出しで超ドヘタでした。
まあ主人公の人柄が出てるっちゃあ出てる…。
ジブリの芸能人起用に私は反対派なんですが、今回は庵野さんが凄すぎて他の方は全く気にならなかった…。


ドイツに行ったくだりとか中盤少し退屈してしまいましたが、不治の病の女性との恋愛は美しかったです。
結核の療養所で、極寒の中、寝袋にくるまってる患者たちには驚きました。
あれは当時の治療法なんだろうか…。


やはり、ジブリ当初のナウシカやラピュタ。
思いっきりファンタジーが懐かしい…。