1989年イタリアフランス。
80年代かー。
意外に古くて驚きました。
当時流行ったなあ。

これ昔よくテレビでやってましたね。
その頃二回ほど見たかと思います。


トトを子供時代、青年期、中年期と三人の役者がやっていますが、青年期のトトがちょっとなよなよっぽくて残念。
好きな女の子の家の下で、ずっと待つとかストーカーだし(^_^;)


子供時代はくそなまいきだけど可愛いです。
どんなにくそ生意気でも、映画館が火事になった時、みんなが逃げまどう中、一人アルフレドを助けるために逆走する様子には胸を打たれました。


30年戻って来るなという、アルフレドのトトに対する厳しくも大きな愛。
若かりし日のトトにはまだそれが理解できなかったと思います。


アルフレドの死を聞きつけ、見事映画監督として大成し30年ぶりに故郷に戻ったトト。
中年期トトはめちゃくちゃ渋いおじさんでした。


皆さん言われてますが、本当に音楽がいいです。
聴くだけで涙腺が緩む。
色んな楽器で演奏され度々バックで流れますが、フルートとクラリネットで主旋律を吹いているバージョンが柔らかい音色で特別美しいです。


お約束のラストのキスシーン。
ちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅっちゅったまにポロリさえしてるのに泣けるんだなあw
アルフレドがトトの為に大事に保管してくれたんだなー。

子供と初老の友情が軸だから、私含めみんなこういうのには弱いんだろうな(^_^;)


若干20代の監督が撮ってるそうでびっくりしました。
うまいです。


私が見たのは通常版なんでもっと長い特別版?なら、中途半端感の否めない恋愛が深く描かれているのかなと思いました。