2003年アイルランド、イギリスの家族ドラマ。

原題を知りませんが、分かりやすい良い邦題だと思います。

とある貧乏な一家の物語。
時はETが公開された頃。
夫婦と幼い娘二人の四人家族なアイルランド人。
旦那は役者の卵で日々の暮らしがやっとですが、夢を諦めずにアメリカへ引っ越します。
家族には実は三人目の子供がおり、階段から落ちて亡くしたという悲しい過去があります。
その呪縛から逃れられない夫婦。
忘れようと努力する幼い姉妹。
そこへ、同じぼろアパートに住む、ボブサップみたいな外見ながら、優しい末期の白血病?患者との絡みもあり。


姉は亡き弟に、ここぞ!という時に「どうか~して下さい」とお願いをします。
けなげ。


これ皆さんの評価はわりかし高いんですが、私は至って普通だったなあ。
全然泣けなかったです。


ボブサップとの絡みも中途半端だし。
ボブサップと第4子とのミラクルも特に琴線に触れなかったです。
最後のボブサップ、ヒョウ柄のバスローブ着て大阪のオバチャンみたいだったし(^_^;)


なぜ亡き息子(姉妹にとっては弟)の事を「忘れ」なければならないのか、その感覚も分からなかったです。
むしろ忘れたら駄目だと思うけど…。


姉妹役はプライベートでも姉妹らしく、とても愛くるしい二人でした。
特に妹が可愛かったな。


旦那が最後に、息子の呪縛?から解放され泣く事が出来た演出は良かったと思います。