1959年、リオのカーニバルを舞台にした、ギリシャ神話のオルフェオとエウリディーチェを下敷きにした物語。


いつか見てみたいと思っていた作品です。

これはテーマ曲がとても有名で、哀愁漂うかんじで私も好きです♪
しかし実際には映画で頻繁に流れておらず残念でした。

田舎からいとこを訪ねてきたユリディスが、女たらしのオルフェと出会いお互いが一目惚れ。
しかしユリディスには彼女を狙う謎の全身タイツ男が、オルフェには婚約している彼女が…という話です。


なかなかに突っ込み所の多い作品で驚きましたww

まず、なぜユリディスがあんな全身スパイダーマンみたいなストーカー男に追われてるのか一切説明無しww
本当に違和感のある全身タイツ男でちょっと笑ってしまったww
しかもそのタイツ男一切顔が見えないのに、プライベートではオリンピック?で二回も金メダルをとった英雄らしく更に笑ったww
才能の無駄使いww


オルフェも結構な女たらしでなんだかなあ(^_^;)

婚約者が、これまた短気なタカビー女で(^_^;)
でも素晴らしいプロポーションで美人でした。
声も容姿もリカコに似てた。


邪魔はありながらも出会ったその日に一夜を共にした二人(^_^;)
早すぎ…。

カーニバル本番で、再びタイツ男が現れ、ユリディスは狙われます。
逃げて電車線につかまったユリディス。
そこに現れたオルフェは誤って電線のスイッチオン(^_^;)
ユリディスは感電死してしまいます。


悲しみにくれるオルフェは、変な爺さんに連れられ、祈祷の祭りみたいなとこへ。
そこでは、トランス状態になったお婆さんにユリディスが乗り移ります。
もう何がなんだかなあ(^_^;)
でもここの場面が見所の一つですが、オルフェオとエウリディーチェの神話を知らない人には分からない下りだと思います。


最後は、ユリディスの亡骸を持ち帰ったオルフェは、怒り狂った婚約者に家を燃やされ石を投げつけられ、オルフェオはその拍子にユリディス共々崖に転落。
二人はやっと結ばれたのでした。


リオのカーニバルが舞台なんてなかなかないしここまで黒人オンリーな映画も初めてです。
ブラジルの田舎の貧しい様子や土着的な考えは興味深かくある意味異色的な珍しい映画だと思いますが、本当にこんな突っ込みだらけの映画とは思わなかったです(^_^;)


旅行の感想は後日アップするので読んでやってくだせぇ!