2000年代後半のラブファンタジー。
脚本?が『ゴースト』の人らしく、同じ雰囲気があります。
製作指揮?にはブラピ。
なぜブラピ?
分かりませんw


『きみに読む物語』のヒロインの方が相手役をしています。

主役の男性は知らない俳優ですが、本来はコメディアンらしいです。
しかしそんな事を微塵も感じさせない、ラブストーリーにどっぷり浸った演技で良かったです。


主人公は幼少の頃より、自分の意志とは関係無しにタイムトラベルしてしまう体質。
どこへ行くかいつの時代になるのか、自分でも分かりません。
そんな彼がある女性と出会いますが、実はその女性は自分がしょっちゅう過去にタイムトラベルして出会っていた少女の大人になった姿でした。


運命の相手とは言え、出会ってすぐセックスしてたのはなあ…(^。^;)
もっと時間をかけましょう。


宝くじ当てるのも、やっちゃいけないことだろと突っ込みながらも、良くも悪くも強い絆で結ばれ結婚する二人。
入り込んで見る事が出来ました。

足の怪我となる致命傷をどこで負ったのかが、説明だけで場面がなくてよく分かりませんでした。
そこのシーンは描いて欲しかった。


自分の死に際や死ぬ時をも知ってしまった主人公。
それが近い将来だと知り戸惑う奥さんと子供。


泣くまではいかないけどウルッとは来ました。


彼が死んでからも、忘れた頃に過去の彼がタイムトラベルしてくる事があり、それを心待ちにしている健気な奥さん。
過去の彼から「過去に縛られてはいけない」と言われます。
複雑だなあ…。


突っ込み所はありながらも、純粋に飽きることなく楽しめました。
泣けるラブストーリーが好きな人にはお勧めです。