2002年フランス映画。


公開時に豪華キャストで話題になったかと思います。
とは言え、私が知っていたのはエマニュエルベアールとドヌーヴだけでした(=゜-゜)(=。_。)


ベアールのプロポーション素晴らしすぎ!
ドヌーヴは、美しいけどいわゆる中年体型になっていました。



密室殺人の話です。
とある屋敷で主人が殺されます。
その時に屋敷にいたのは

義理母
義理妹
娘二人
使用人二人

八人の女たちのみ
殺したのは誰か…という話しです。

舞台は終始屋敷なんですが、装飾が品があるのにかわいらしくて視覚的に大変楽しめました。
衣装も良かったです。


ありえね~!と思う展開ながら八人の女たちが満遍なく絡み合い、よく練り込んである話で感心しました。
あのトリックは思いつきません!


でもレズ率多すぎ(^_^;)
ドヌーヴのレズシーンは目が点に…(^_^;)



時々忘れた頃にミュージカル調になるのが変でしたw
なんだあの演出w
あれは間延びをわざと狙っているのか?思うほど( ̄・・ ̄)
一人一曲担当って感じでしたが、みんな下手ww
エマニュエルベアールもひどかった…(^_^;)
ある意味シュールでした( ̄・・ ̄)


みんなの演技も、舞台演技っぽくて大袈裟な感じがしましたが、これは確信犯的だと思います。


面白いか面白くないかで言えば、かなり面白いです。
しかし好きか嫌いかで言えば、今作私は嫌いだなあ…(^_^;)

肉親同士が秘密を持ち、腹のさぐり合いをし過ぎていて、見ていて全然気持ちよくないんです。
みんななんとか自分は罪を逃れようと、他の七人を責めてばかり。
君ら肉親やろ…(^_^;)
まともな人間一人もいなくてみんなめちゃくちゃです。
ブラックコメディとしてみればいいのかなあ…でも笑えないしな。


これは好き嫌い別れる作品だろうなあと思います。