1981年作品。

トムクルーズが準主役位で出ていますが、若い!!
まだほっぺが赤いしw二十歳未満?
こう考えると彼は息の長い俳優だなあ…。


アメリカの兵隊さんになるための学校が、経営難により上からの圧力によって閉鎖される事に。
それに反発する生徒たちは、学校に立てこもり国や警察と徹底的に対立します。
クーデターと言ってもいいかも。
水や電気も止められ国を敵に回し、勝ち目はない。
それでも、学校存続の為の乱を起こす彼ら。


熱い映画でした。


最初三分の一位はつまんないな~と思いながら観ていたのですが、クーデターを決意してからの流れはノンストップでグイグイとひきつけられました。


唯一の救いの綱であった学校長が、心臓発作で死去。
もはや何の為に戦っているのかも分からなくなってきた彼ら。
しかし愛する学校のためには負けられない。
若いなあ…青春だなあ…。


当然生徒間の中で対立も生まれ、警察や国に屈服して学校を去っていく生徒たちも…。


遂には幼い生徒が死亡し、生徒長が白旗をあげる決断をしたのはとても偉かったと思います。
まさに断腸の思いだったはずです。
こちら側にもぐっとくる決断でした。


それをクレイジートムクルーズがぶち壊すんですが(-_-#)

彼のせいで死者が増えたし…。


クレイジーではありましたがトムクルーズだって、学校を愛する想いは人一倍強かった。
しかし悲しい結末。
なんとも言えません。


ラストに、オープニングで流れた輝かしかった日々のパレードをまた流すのは、反則だ…うるうる(ToT)


最初はイマイチだわと思いながらも、見終わって見れば今まで観たことの無いテーマで、なかなかに考えさせられ心にモヤっとした何かを残す作品でした。
映画好きで未見の方は、一度観ることをお勧めします。