1955年イギリスアメリカ作品。
全ベニスロケの大人のほろ苦い恋愛物語。

キャサリンヘップバーン主演です。
Wikipediaによるとヒロインが38歳になってますが、どう考えても48歳の書き間違えだと思うなー(°□°;)


アラフィフ独身のヘップバーンは、一人休暇にベニスへ。
そこで出会った骨董屋を営むイタリア男と恋に落ちます。
が、実は彼には妻子がいて…。
道徳的にためらうヘップバーン。
感情のままのイタリア男。


プレゼントされた白い花が、川に落ちたのを懸命に拾おうとしますが、ギリギリ届きません。
こういう所からも、二人のハッピーエンドは難しいだろうなということが、示唆できます。


イタリア男ってみんなあんななのだろうか…。
なんちゅーか後先考えないのね…。


ヘップバーンの涙ながらの断腸の思いの選択は、偉いなあと思いました。
私なら絶対ズルズルします、だってあんなに好きなんだもん(>_<)
ヘップバーンは今後もずっと、ひと夏の恋を胸に生きていくんだろうなと思います。


ラストの汽車でのシーンは、メロドラマのお約束だけども、やっぱりいいですね。
ウルウルしました。
いつぞやと同じ白い花をなんとか手渡そうと、イタリア男走る走る!
でも悲しいかな、やはりギリギリ届かなくて。
小さくなっていくヘップバーン。


大人の悲しいメロドラマでした。


余談でしが、ヘップバーンはひょろごついなー。
結構ブリブリのワンピース着てたけど全然似合ってなかった。
私も同じ体型だから悲しくなったw