1954年マリリンモンロー主演。

モンローと言えば、お色気ムンムンで少々頭の弱い可愛い役をやらせたらピカイチですが、今作はシリアスモンローです。


酒場の歌手のモンローが、やもめマット(子持ち)と出会います。
モンローは、不誠実なギャンブラー男と恋人同士ですが、色々あり、流れの激しい河(二度と戻って来られない激流の為帰らざる河と呼ばれている)をやもめの男とその息子とモンローで粗末ないかだでくだることに。


う~ん…やはりモンローはお色気の頭のネジ抜けモンローの方が魅力的です。
髪型がまず変だった。
モンローも、演技の幅を広げようとしたんだろうなあ。
悪くはないけど、物足りない。


今見れば、いかだくだりのシーンは笑えるほどのCGなんですがw、話はなかなかに面白かったです。


やもめ男のマットに、モンローが惹かれていく様もよく描写してあり好感触。


子役もうまかったなー。


マットが友だちを助けるために人を殺した話と、マットの息子がマットを助けるためにモンロー恋人を殺すシーンがリンク?するのも、うまく作ってあるなあと思いました。



ワイルドながらもジェントルマンのマットが、いきなりモンローを襲おうとしたのは意味不明だったなw
あのシーンはいらなかったようなww



ラストも洒落てます。
再び酒場での歌手をしていたモンローを、抱きかかえて馬車に乗せるマット。
マイホームに帰ろう!とか、かっこえ~(≧∇≦)
もう歌手時代の遺物は要らないと、大事にしていたきらびやかなヒールの靴をモンローが馬車からポイして終わりです。

モンロー、シリアスな役を頑張ってましたし、うまい映画です。