1977年作品。
女流劇作家リリアンの回顧録をベースに映画化。

ハラハラとサスペンスちっくで、新鮮な面白さがありました。


時は第二次世界大戦が起ころうかという不安定な時代。
リリアンとジュリアは幼なじみの大親友。
リリアンは劇作家、ジュリアは医学へと別々の道へ。
ジュリアはやがて反ナチス運動へと加わっていきます。

二人が会わなくなって久しい頃、ジュリアが人を介してリリアンへ、反ナチス運動の為の大金を届けてくれるよう助けを求めます。
大親友ジュリアの為、リリアンは危険を覚悟でベルリンへ…。


届ける途中に、次から次へとジュリアの反ナチス仲間たちから、リリアンへと出される指示。
ハラハラドキドキものでした。


ジュリアは片足を失い命がけで反ナチ運動。
残念ながら彼女は何者かに殺されてしまいます。
彼女の幼子を見つけ出し保護者になろうとするリリアン。

しかし見つかりません。


続きが気になる終わり方でしたが、あれがベストの終わり方かなあとも思いました。
ジュリアの子どもは結局どうなったんだろう、見つかったんだろうか?


リリアンをジェーンフォンダが演じています。


地味な作品ですが、アカデミーも取ってるし緊迫感がありよく出来た作品でした。
見て損はないと思います。