1991年、スティーブンキング原作のサイコスリラー。


観るのは二回目。
20年近く前にテレビの洋画劇場でみて、とにかく恐ろしかったけど凄く面白かった記憶がありました。


とあるロマン作家の熱狂的ある意味異常なまでのファンを、キャシーベイツが怪演しています。
まじで怖いです。
アカデミー主演に相応しい演技です。


彼女は、その作家のストーカーでもあり、作家が車で事故を起こした所をキャシーベイツが助け自宅へと運びます。
瀕死の彼を看病する元看護士のベイツ。


しかし、その作家がもうロマンス小説を書かないと知って、気が狂ったかのように怒り狂います。
てか気が狂ってます。
立派な精神異常者。

彼を部屋に監禁し、ロマンス小説書きやがれ!と、彼をベッドに縛り付け巨大ハンマーで彼の足を力任せに叩く!叩く!!
逃げようと抵抗する彼に、ラリる注射をぶっさす!ぶっさす!!ぶっさす!!
彼女が作家を監禁しているのではないかと疑った老保安官をバズーカみたいなので打ち抜く!!

もう凄いのなんの。
ハンマーシーンはトラウマになりそうなレベルです。


最後の作家とベイツの死闘も血まみれで迫力ありすぎ。
死んだかと思ったのにまた動き出した時には、私の体がびくっ!!となりました。
怖かった…。



B級みたいな内容ですが、決してそんな見せ方にはなっておらず、良い仕上がりになってます。
キャシーベイツの演技のおかげは大きいと思います。



最初に見た時ほどの衝撃はありませんでしたが、充分楽しめました。
スティーブンキングの映画化作品の中では(全部見た訳じゃないけど)、スタンドバイミーとミザリーが良く出来ていると思います。