2004年フランスのしみじみと感動できる映画。


舞台は戦後まもない(だったかな…?)時代の、問題児ばかりが暮らしている少年施設。
そこに一人の音楽教師が赴任して、合唱を通して少年たちの心を更生させるというストーリー。


メリルストリープの『ミュージックオブハート』とコンセプトは全く同じですが、私は『コーラス』の方が良かったです。
空気感というか雰囲気が『コーラス』の方が趣がありました。


赴任してきたでぶっちょの叔父さん先生が、暖かくて厳しくてちょっと笑えて良かったです。
どっかで見たことあるなあと思ったら、『バティニョールおじさん(名前かなりあやふや)』の主人公!
この話も、ユダヤ人の子どもをかくまう話で凄く良かったです。



一人天才的な歌声の少年が出てくるんですが、実際にもどっかの少年合唱団のメンバーらしい。
綺麗な顔してました。
顎が結構立派でちびっ子新庄といったところww



校長の嫌がらせによりおじさん先生は首になるんですが、校長により別れの挨拶を禁じられた子どもたちが、おじさん先生に向かって窓辺から沢山の紙飛行機を飛ばす場面は泣けました。
これは感動の嵐でした!!
しかし、紙飛行機を全部拾わずに去っていくおじさんにはちょっと拍子抜けしましたww
全部拾ってあげなよwww


歌の場面が多いので音楽嫌いの方には厳しいかもですが、内容は大変良かったです。
感動しました。


あのおじさん先生はあと10年もしたら、私の大好物なお爺ちゃんになりそうです(≧∇≦)