1932年、勿論白黒。

豪華ホテル『グランド・ホテル』に泊まっている
余命幾ばくもない老人
その老人のいや~な上司
上司の仕事を手伝う女性タイプライター打ち
落ち目なバレリーナ
男爵と名乗っていつつも実は泥棒の紳士

この五人がホテルでおりなす悲喜こもごもです


お爺ちゃん役がとっても可愛くてキュンキュンなんですが、ドリューバリモアの大叔父だそうです。
おとぼけててちょっとズレてて可愛かったわあ(*^o^*)


男爵役は、これまたドリューバリモアの祖父だそう。
岡田真澄みたいだったw

ドリューバリモアって何気に生粋の芸能一家で凄いのねと感心しました。
そりゃE.T.にも出るわなー。


バレリーナ役にはグレタガルボ。
グレタガルボの映画は多分初めて見ました。
キャサリンヘップバーンを彷彿とさせる顔立ちと体格でした。


話は全てグランド・ホテル内で起こるのですが、このように一つの空間のみでストーリーが作られているものを「グランド・ホテル形式」というそうです。
この映画が勿論元祖。


なかなか面白かったです。
一人一人のキャラもたってたし性格や職業が被ってないし。
一番美味しい思いをしたのはタイプライター姉さんかなw


これが80年も前に作られたとは本当に驚きです。
内容も今でも充分通じるし面白かったです。