1967年の、人種差別をテーマとした家族ドラマ。
この映画が公開された数年前に、キング牧師のスピーチなんながあったのかな?
だから公開当時はかなりなセンセーショナルな作品だったかと思います。


アメリカ人の若い娘が、旅先で出会った著名な医師である黒人と恋に落ち、わずか数日で結婚の意志を固めます。
それを、旅帰りに彼女の実家に二人が報告しに行くという話です。


彼女の父親にはスペンサートレイシー。
母親にはキャサリンヘップバーン。


トレイシーの遺作にもあたり、当時60代後半なのに80歳に見えました(^_^;)
老けすぎ!
でも年寄りフェチの私にはたまらない可愛さ(≧∇≦)
今作のトレイシーをイメージして、『カールじいさんの空とぶ家』のカールは作られたそうです。


キャサリンヘップバーンとは、プライベートでも事実婚の仲で、この映画でも息ぴったり。


前半の方が面白かったかな。
とにかくいきなり黒人を連れてきて結婚宣言するもんだから、夫婦の動揺っぷりがリアルでした。
でもラストはまるくおさまっちゃう。
実際はあんなに簡単にはおさまらないだろう。
でも全体的悪くありません。


シドニーポワチエが彼氏役。
ポワチエはプライベートでも、とっても美人な白人の女優さん(名前忘れた)を嫁にしてます。


若い娘は、キャサリンの姪が演じていますが、しかしその後の映画界では目覚ましい活躍はなかったみたいです。