1988年、ダスティンホフマンとトムクルーズの家族ドラマ。
観るのは三回目位ですがあんまり覚えてなかった(>_<)

とても面白かったです。

ダスティンホフマンがこれでアカデミー主演を取りましたが、彼の演技がこの映画の良さの大部分を担っていると思います。
自閉症役ですが、コミカルもシリアスもうまく演じてて、観るものを惹きつけます。
笑えたりハラハラさせられたり、とにかくうまい。


トムクルーズもまだまだ若僧の頃ながら大健闘。


車会社で働く、ずる賢いところのあるトムクルーズのもとへ、絶縁状態にあった大富豪な父の訃報が届きます。
遺産目当てで帰郷すると、実は彼には歳の離れた自閉症の兄がおり、その彼が遺産を相続すると知らされ怒り心頭。
なんとか兄を丸め込んで遺産をふんだくってやろうとする、という話です。


最初は、自閉症の兄を理解出来ずキレまくりのトムクルーズですが、だんだんと邪な気持ち抜きで、家族として兄としてホフマンを受け入れていきます。

そこのところが、あんなにお金命だった弟が兄命になるのは不自然すぎるっちゃあそうかもしれません(^_^;)
もう少しそこの説得力があっても良かったかな?
でも他がいいからそんなに私は気にならなかったです。


また数年後に観たいと思える作品です。
アカデミー主演男優賞他いろんな賞をかっさらった作品でもあります。
映画に興味ない人も面白く見られると思います。