1961年ヌーベルバーグの巨匠フランソワトリュフォーの作品。
ジャンヌモロー主演で白黒映画です。


トリュフォーって名前は聞いたことありますが、彼の作品を観るのは初めてでした。
ジャンヌモローを観るのも初めて。


ジャンヌモローは、物凄い美人かと思ってましたが少々下品な顔だなと思ってしまいました。
役柄のせいかもしれませんが、取って食われそうな感じ。
辺見マリや木の実ナナに似てる。
当時33歳位なのに結構老けて見えたし。


ジュールとジムという二人の男性(二人は親友)とカトリーヌという女の三人の奇妙な愛の物語です。

カトリーヌは、自由奔放でいわゆる魔性の女です。
次から次へと男を変えて、もう私は全く共感しませんでしたw
いきなり川へ飛び込んでみたり何考えてんだか。
そのまま沈んでしまえ(-_-#)


しかしジュールとジム含め男性陣は、カトリーヌの危なげな魅力にメロメロ。


ジュールはカトリーヌと結婚しますが、彼女を失いたくが無いためにジムにカトリーヌと再婚してやるように頼んだり、普通では理解しがたい三人の関係。


最後にはジュールが見ている前で、ジムと車に乗り海へドボン。


魔性の女は何を考えてるのか。


公開当時は「カトリーヌはまさにあたしよ!」という、女性の賛同が多かったとか。
フランス女性は怖いなあw


後半の方が面白かったかな。
トリュフォー作品の中でも傑作的作品だと思いますが、私には普通でした。
ヌーベルバーグは私には合わないのかもしれません(゜∇゜)