映画『ｱﾗﾋﾞｱのﾛﾚﾝｽ』

1962年のいわずとしれた超！超大作。
監督は『戦場にかける橋』のデビッドリーン、主演はピーターオトゥールです。

四時間近くありました…。
初めて観ましたが、とにかく長かった…疲れた(^。^;)


今まで勝手に、アラビア人のロレンスって人の話かと思ってましたが、全然違いましたw
アラブに全てをささげたイギリス軍人ロレンスさん（実在の人物）の話でした。

ロレンスがバイク事故死して葬式の場面から始まります。
参列者たちは、ある者は彼を偉大だといい、ある者は彼はとんでもない奴だと憤慨する。
いったい彼はどんな人だったのか…と時代がさかのぼって話が展開していきます。


ピーターオトゥールってあんなゴリラみたいな顔だったかなあ…
『おしゃれ泥棒』の時はかっこよかったと記憶してるのに、今作ではますだおかだのガラガラ！とかいうゴリラ顔の人にそっくりで、観ててきつかった…。


敵に捕まって釈放されてからすっかりおかしくなっていましたが、多分あれはホモの餌食にされたのかな？
描写がぼかしてあって分かりにくかったけど。


歴史に疎いので相変わらずの読解力でしか観られませんでしたが、最初は英雄扱いされながらも最後はなんでか煙たがられており、彼の栄光や夢や挫折や苦悩や孤独が描かれています。


CGが無い時代によくこんなものが作れたなあと、ただただ脱帽です。
アカデミー賞も、監督賞をはじめ7冠。
でも主演男優賞は取れていません。
確か『アラバマ物語』のグレゴリーベックが受賞したはず。

とにかく長いのでもう観ることは無いかな…(^。^;)